第二世界
DC.MS.WM
第1話 始まり
ある研究者が開発した機械、「A doua Lume」ルーマニア語で第二世界という意味がある。この「A doua Lume」は言葉通り第二の世界なのだ。
今の環境、人口、DNAを全てプログラムで組み今の世界とまったく同じ世界をプログラム上に作った。結果その中にいる人々は、プログラム上に出来上がった世界だということに自覚はない。今、フルダイブする技術が開発されているがそう容易なことではない。出来上がるのは、10~40年になると表向きは公表している。
理由は、プログラム上に不具合が大量発生しているからである。もし、第二世界で死ぬと意識が正常に戻ることは保証ができないらしい。
その第二世界の、不具合はかなり深刻で第二世界の住民では敵わないような怪獣が生まれてしまっている。これは、外部の人間がどうにかしなきゃいけないのだがプログラム修正までかかる年月が10~40年なのだ。
その間、中の人々を助けるために派遣されているのが。
「Prover」解決者が派遣されている。
その解決者の時給は3000円にもなる。なぜなら一歩間違えれば、死ぬかもしれないという死と隣り合わせだからである。
紹介が遅れました。僕の名前は、彩色 凪谷 「Prover」特殊部隊隊長ニックネームWMです。
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