第二日 外国語と母国語を分けよ。

 日本語という混沌は文字を見れば判る。

 ひらがなとカタカナが母国語を表記する文字としてあった。それは漢字という外国文字から生み出された。


 神を差し置いて何をしているのか? 文字を創造する? 人間ごときが?

 しかも漢字とかなを混ぜて使用するだと。醜い仕業だ!


 それを「混沌」と言わずにすまされようか。

 アルファベット? Alphabet?


「R」と「L」を同じ「ラ行」にしただと? なんたる混沌! なんたる醜悪さ!


 創造をやり直そう。ひらがなは神が創り出した。

 にほんごはひらがなだけであらわそう。かんじはちゅうごくごをあらわすときのみにつかおう。


「あーる」は「ぎょう」とさだめた。「ぎょう」と「らぎょう」がわかたれた。

 だいににちである。

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