第5話 議論

 日本は話し合いをするのが好きな国だと思う。


 最初から置かれたゴールに向かって走り、


 キーパーがいないゴールに向かってシュートするんだ。


 外れたらやり直して入るまでゴールする。


 都合の良いゴールに近いパスは大歓迎なんだ。


 都合の悪いパスでゴールに入れようとしないと仲間はずれにされて次の試合には呼ばれない。


 目を逸らしたい事、耳を閉じたい事を見る事も


 聞く事もせずに、一方的に弾き出し、

 

 都合のいい事が決まるまで話し合うんだ。


 こんな結果の決まった試合ばかり続けた結果が今の日本。


 立場の弱い者を守る為に議論という名の八百長を


 行って、否定する者を人の気持ちが分からない


 人間と否定し、都合の良いマイノリティを守ろうとして都合の悪いマイノリティを消し去っていく。


 





 


 


 

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