第11話 血筋
俺たち漆黒の銀翼が祭羽達がいるこの対魔士の学園に来た理由は俺と霊羽の血筋が深く関係していた、代々、鴉家は妖怪、八咫烏のその血と能力と力を受け継いでいる、だから俺は八咫烏のもつ能力に非常に極めて高い適合率を示したのだ、そもそも妖怪側の長であるぬらりひょんがそしてそれに気づいていたからこそなのだろう、だからこそ漆黒の銀翼を結成したのだ、それに加えて陰陽師と安倍晴明が参戦してきたため俺たち漆黒の銀翼の成長が急務となったのだ、そしてそれに俺たちが着ている漆黒の銀翼の制服は軍服扱いであちこちにいる様々な一族の里に赴いても大丈夫な言わばパスポートの役割を果たしているのだ、俺と霊羽の2人が学園を歩いていると勇者の一族の水色の髪と赤紫色の瞳の女子高生がひたすら日本刀を振るっていた、ただ強くなる為、それだけのために、制服は水色と紺色の制服を着ていた、すると霊羽は彼女に歩み寄り振るっている日本刀を片手の指二本で平然と受け止めそしてその衝撃波とともに風が吹き荒れた、霊羽は彼女に「中々いい剣術の腕ね!あなた勇者の一族でしょ、身体に伝わる感覚で嫌でもわかるよ!私は霊羽、伊邪那美霊羽よ!よろしくね!」とすると彼女は「あなたは伊邪那美家の、、、、」と呟くと彼女は霊羽にこう言った「押忍!私は夏川柚希!勇者の一族であなた達、鴉家と伊邪那美家とは関係がある人間ってことで!」とそう、伊邪那美家の一族も代々、妖怪の鬼の一族である童子、酒呑童子の血と能力と力を受け継いでいる、その為、酒呑童子の能力と力に対して霊羽も非常に高い適合率を示していたのだ、祭羽が慌てた様子で霊羽と柚希の2人のもとに駆けつけた、祭羽は「いったい何事なんですか!さっきの衝撃波は!」と少々不満そうにイライラしていた、伊邪那美家の血筋は鬼の一族との適合率や相性の高さからか皆血の気が少しばかし多いようだ、そしてその後に対魔士の学園の学園長室に俺、黒斗、霊羽、雷羽、神威、柚希、祭羽は呼び出された、対魔士の学園の学園長はある提案を俺に持ちかけた、そしてそれは以外にも俺たち漆黒の銀翼が魑魅魍魎と戦う存在である対魔忍と呼ばれる存在と出会うきっかけとなる提案だった、学園長は俺に「君たち漆黒の銀翼には私たち対魔士と勇者の一族と合同で追っている夜叉の撃退を依頼したい、すでにいくつか妖怪側も人間界側も被害が出ている、陰陽師と安倍晴明が動き出す前にできるだけ早く私は片付けたいと思っているのさ」と夜叉が人間界に出没していることじたいは俺たち、漆黒の銀翼も調べはすでについていた、そしてそれはもちろん当然のように柚希たち勇者の一族も祭羽たち対魔士にもその情報はすでに回っているはずだ、そしてその夜叉の情報は当然の如くだが陰陽師と安倍晴明にもすでに伝わっているはずだ、陰陽師と安倍晴明に先手を打たれる前に先手をとるというのが恐らくだが対魔士の学園の学園長の意見だろう、勇者の一族である柚希のいる夏川家も妖怪であり鬼の一族である童子、そしてそれも茨城童子の血と力と能力を受け継いでいる、その為、俺、霊羽、雷羽、祭羽は柚希とは家の関係が少なからずあるからだ、そしてその為か柚希は勇者の一族のなかでも珍しく勇者の一族の血と力と妖怪である鬼の一族の血と力の両方を宿した勇者だということになる、そしてその夜叉に対しての作戦会議の後、俺は柚希から神威に関しての以外な事実を告げられることになる、学園長室を出た俺たちは廊下を歩きながら楽しそうに会話をしていた、すると柚希が俺に「遠野神威って子だっけ?確か秋田の遠野の地方の血と北海道のアイヌの血と能力を受け継いでいる珍しく子のはずなんですよね〜」とそして俺はその神威の以外な事実に驚きを隠せなかったが今思えば全ての辻褄があうところも確かにある、まず妖怪という怪異の存在を認識できる能力は秋田の遠野という地方に暮らす人々がもつ能力だ、そして変身能力も北海道で神とされるアイヌ民族でいうカムイをその身にまとう変身能力は北海道のアイヌ民族の血と能力が神威にあるから可能なことだからそうなると全ての辻褄があうのだ、そしてそれは当然のことなのだが秋田の遠野の血と北海道のアイヌの血を受け継ぐ彼女の能力の高さも含めての話だが、そしてその後に動きやすい体操服、つまりはブルマの姿に着替えて柚希は神威と拳法の手合わせをした、柚希の手刀や回し蹴りはことごとく神威にかわされ逆に重たいはっけいをくらい地面に吹き飛ばされた神威は柚希に「あんた拳法の腕じたいは3分の一人前ね、動きに若干迷いがあるわよ」と指摘した、そう俺たちと同じく勇者の一族である柚希も勇者の一族の血と能力そして力をさらに妖怪であり鬼の一族である茨城童子の血と能力そして力を受け継ぐ柚希じたいもまだまだ成長の真っ只中で伸び代と未知数な部分は彼女にもある、そして俺たちも柚希も何ができるか探し続けて誰かのために走ってるんだろう。
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