僕と君の不思議な距離感
るるしぃ
第1話:坂口優
僕の名前は坂口憂。
20歳の頃に同棲していた彼女にフラれたのをきっかけに精神疾患を患い、それが原因で働く事ができずにニートで実家に引きこもっている。
友達もいなければ恋人もいない。
趣味と言えば親に頼み込んで買ってもらったPCでネットサーフィンをしたり、お金がないので基本無料のゲームを無課金で遊んでいる。
いつも通りネットサーフィンをしているとメタバースという単語が目に入った。
よく読んでみるとVR空間などの事をメタバースというらしい。
「仮想空間ねぇ・・・。ブサイクな僕でもイケメンになれるのか。」
実は僕はニートになるまでアマチュアだが、声の仕事をしていた。
俗に言うイケボという類の人種なのだ。
「もしかして見た目がイケメンで僕の声ならモテるんじゃないか?」
男とは単純なものだ。
モテるとなればどんな手段でも使う。
こうして僕は親にお小遣いをねだり、VRヘッドセットを購入して仮想空間に潜る事になる。
僕と君の不思議な距離感 るるしぃ @Rurusy
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。僕と君の不思議な距離感の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます