第4話 幸せの誕生日
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〜本編〜
6月12日。
今日は優人くんの誕生日だ。
優人くんのお母さんが誕生日パーティーの
お誘いをしてくれた。
「朱音〜。
準備出来た?」
と、お母さん。
「ちょっとまってー!」
まだ靴下履いてないのに。
何持ってこっかなぁ。
そんなこと考えてるうちに家を出る時間になった。
「まあ、家近いから何かあったら帰れるしいっか。」
そう思い階段を降りた。
「行くわよ〜。」
「はーい!」
家を出て空を見上げるときれいな青空だった。
優人くんのお家に着くと、お母さんが迎えてくれた。
「いらっしゃーい!」
「すいません。呼んでもらっちゃって。」
と、うちのお母さんが靴を脱ぎながらいう。
「おじゃまします!」
私はその後に続いた。
「あかねー!
ひさしぶり!」
優人くんが奥から出てきた。
「あのな、あかね…。」
優人くんが何かを言いたそうにした。
でも、お母さん同士がリビングに行ってしまったので、途中でとまった。
「また、後で話すね。。」
「うん。」
誕生日会が始まった。
最初にみんなで写真を撮った。
「はい、ちーず!」
上手く撮れたみたい。
家に飾っておこう。
急に部屋が暗くなってろうそくの明かりだけになった。
「「優人!/優人くん! お誕生日おめでとう!!」」
「ありがとう!!」
今日で9歳になるみたい。
私の誕生日は10月だからまだまだだな。
優人くんをよんでパーティーしたいな。
そんなことを思っていた。
その夢が叶わないとも知らずに。。
「せっかくみんなで集まったんだしゲームしよっか!」
といって、テレビをつける優人くんのお母さん。
ケーキを8等分してお皿に乗せた。
みんなが大好きなチョコレートケーキ。
とっても甘くて美味しい。
「うわあ!」
「やったあ!」
「くそー」
「もういっかい!」
みんなの声がリビング中に響いた。
昼からは、みんなで近くのショッピングモールへ行った。
優人くんの誕生日プレゼントを買いにだ。
色んなお店があった。
おもちゃ屋さんにゲーム屋さん。
ぬいぐるみの店なんかもあった。
実は家から持ってきた誕生日プレゼントもある。
本当は優人くんの誕生日なのに、私のほしいものも買ってくれた。
それからみんなでクレープを食べた。
私と優人くんは全部食べれなくてお母さんたちが苦しそうになってた。
「楽しかった〜!」
「また行きたいね〜。」
お母さんたちが楽しそうに会話してる。
「楽しかったね!」
「うん。」
「あの、これ…」
優人くんに誕生日プレゼントとして持ってきたものをあげた。
可愛い缶に入れて袋にも入れておいた。
中身は猫のキーホルダー。
「え、ありがと!!
むっちゃかわいい!!」
喜んでくれてよかった。
「またかばんにつけとくね!」
「うん!」
優人くんの家に戻って帰ろうとしたときだった。
「今日はありがとね!」
「それでちょっと話したいことがあるんだけど、、」
なにかあるのかな。
私と私のお母さんは次の言葉に思わず耳を疑った。
あの日、ぼくらの恋の始まり。 #にっく11 @gic
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