帰ってきた横溝賞作戦会議2022

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Ｚ「ついに！　ついにです！　出ました！」

Ａ「できたんじゃなくて出た？　アイデア？　打開策？」

Ｚ「いえポメラの最新バージョンが出たんですよ」

Ａ「文書作成器ですよね」

Ｚ「はい、キングジムさんから出ています。欲しいんですよ。１ファイルの上限文字数が今持っているやつより大幅に増えて使い勝手がよさそうなんですよね。買ってくれませんか」

Ａ「いくらすか？」

Ｚ「ビッ○カメラの通販ページで×××××です」

Ａ「嫌です。横溝賞って賞金いくらでしたっけ」

Ｚ「３００万です」

Ａ「即答すね。さすがお金の亡者」

Ｚ「いや、これには理由がありまして。実はスマホの待ち受け画面を横溝賞バージョンにしたんです」

Ａ「スケキヨ？」

Ｚ「いえ、横溝賞の要項のページをスクショして待ち受けに設定したんです」

Ａ「ほほう、ついにスクショを覚えましたか。リマインダーとかカレンダーとかも使えばいいのに」

Ｚ「はい、リマインダーとやらは便利そうですから頑張ります」

Ａ「ちなみにその前まで待ち受けはなんだったんすか。買ったときのままですよね？　どうせ」

Ｚ「“ビール　つまみ”で画像検索して出てきたどっかのレストランのビールと料理の写真です」

Ａ「それは横溝賞バージョンにしてよかったですね。いい心がけです。このまま精進して横溝賞獲って、賞金でポメラでもプリンターでも買ってください」

Ｚ「あとアレ買わないとですよ。ケース、ケース」

Ａ「ケース？　なんの？」

Ｚ「正賞の金田一耕助像を飾るケースですよ。正賞は像なんです。で、副賞が賞金」

Ａ「あー現実逃避ですね、それは。お薬出しておきます」

Ｚ「イメージトレーニングと言ってください。そうやって賞を獲るイメージを自分に寄せてきているんです」

Ａ「ちゃんと推敲や加筆してますよね？　テク○クライフのとなりぬりしてたり、ユー○ューブでショート動画見てたりしてないすよね？」

Ｚ「休憩中にちょこっとは……ついに岐阜も１０パーセントに到達しまして」

Ａ「けっこうやってますよね、それ。こっちは次のプロット練っているんですからね」