あとがき
佐々ハナコです。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
(※このあとがきにはネタバレになる文言が含まれております…。)
私がこの作品を書いた理由は、まずファンタジーものが好きなことと、感銘を受けた作品に出会ったことがきっかけでした。
『控えめにヒロインを愛する不器用な男』『前世から続く物語』『運命』『夢』『推し』に焦点を当てた作品を書きたくて、必死になって書いたのですが、いかがだったでしょうか。
私が感銘を受けた作品とはーー
やはり前世も現世も存在する名作韓国ドラマで、見ている途中からため息が出て、「この作品とともに人生を送ろう」と決めた作品です。
前世での碧が、従順で純粋な子犬のような成人男性なのですが、まんまとその作品の男性主人公の影響を受けてでき上がりました…。
いつかこの作品が万が一、奇跡的に、
ーー『まあ、焦らない方がいいですよ。あなたは交際には向いてなさそうだから』
この言葉を発した人物は、前世と現世で違いました。
それぞれこの言葉を言わざるを得なかった背景は違うのですが、実は相手に対して愛が大きいからこそ発してしまった言葉という意味では同じなのです。
私はぜひ、この言葉を発した前後に注視していただきたく、ここに記します。
そして、すべてのからくりが明かされたあと、再びこの作品を見返してみると、初見で不可解だったところがクリアになっているかもしれません。
そこも楽しんでいただけたらと思います。(結構長いですけど…。)
ありがとうございました。
佐々ハナコ。
僕だけの星が、もう一度僕のもとに舞い降りた 佐々ハナコ @kohakana
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