第4話 美葉×入学式本番

入学式スピーチ………

黙りこくっていると、藍華あいか先輩に

「どうしたの?」

と言われたので

「あっ……あの……私入学式スピーチしなくてはならないんです……」

と言うと、李琉りぃる先輩が

「こんにちは‼︎ 4年で"李琉りぃる"といいます彡

 私その係だったの‼︎ コツなど教えようか?」

と言ってくれた。なので私は

「良ければ是非‼︎ 緊張しすぎて大変なので…………」

と言った。すると、李琉りぃる先輩が

「えっと……まずはね、はきはきと話すことかな~!あとはしっかり暗記することと、相手…というか先生ね…の胸元くらいを見て話すことと、緊張しすぎてパニクらないこと、パニクったら美味しいお菓子を思いだすこと くらいかな。」

とまあまあ役に立つことを教えてくれた。 

最後のは李琉りぃる先輩の場合だけど私にも役立つと思った。

今日の午後は入学式…………。

って……あと30分しかない

すると奥から風唖ふぅあ先輩と羽卦わか先輩が来て

『私たちがメイクしようか~‼︎』

と言ってきてくれたので、

「じゃぁ……15分以内でいけるならお願いします」

と言い、凄く早くかつ綺麗かつ上品に仕上げてもらえた。

いよいよ入学式‼︎

スピーチ頑張らなくては彡

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