第2話 美葉×入学式準備Part2

ぅ~ん

どこからかチョコの匂いがする

匂いがあまりにも良すぎて………

私は思わずその匂いにつられ、その匂いがする方に行ってしまった。


えっと……ここは……

"チョコカフェ部" ??

「こんなところあったんだ~」

私にあっている部活だと感じ、思わず声が出てしまった。

すると私よりも少し上の方から、

「見学? にしては早いよね…?」

ここの学校の何年かもはてまて誰かも分からないけれど、多分この部活の人かなと思った。

そして、何か言われる前に一応声をかけようと思った。

「あっ……あの……」

人見知りな私は本当に戸惑い、口もごってしまった。でも勇気を振り絞って

「あっ あの……今年の入学式スピーチの代表で……」

やっぱり口もごってしまう…

でも先輩には上手く伝わったようで

「あー! ところでチョコ好き?」

え…どう答えるのかベストなのだろうか?? 一応、

「チョコは普通に好きです」

と答えたら、

「ん じゃあこれ着て部室入って」

えぇー急にそう言われても…

初めてのことにどうすればいいかわからなかったが……………

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