今週のジャンプ

2022#36-37

表紙、全員集合。なんかルフィだけ拡大されてません？

巻頭カラー、『SAKAMOTO DAYS』。佐藤田先生、強さの秘密は合気道だった。殺しに向かないというのが通説だったというけど、現実世界では、合気道の開祖である植芝盛平氏は合気術を戦場での死体処理だと言った、みたいな話を聞いた記憶があるので、平和な武道の象徴みたいなイメージよりも多分もっと命のやり取りに近いものなんだろうな、って勝手に思ってる。

『ONE PIECE』。いつの間にかバギーが上手いことやってた。このまま美味しいポジションに居続けるのか、そのうち対峙してバレるんだろうか。

『僕のヒーローアカデミア』。日付が変わって月曜日になったすぐ後に、Twitterのトレンドにまた「かっちゃん」という単語が上がっていたので、ああ見せ場があるんだな、って思っていました。かっちゃん、マジか。ところで最近「こう見せて実はこう」って押し引きが1話の中ですらちょっと多くて忙しく感じています。

『あかね噺』。どうやら私が思う現実世界での演技力は、この漫画で言う「役の了見を掴んで演者が消える高座をやる力」らしく、じゃあ声優ちゃんの演技力は何だったのかというと、本人がすごいと思われる技術力のようなものだったのだろうと解釈した。とはいえ名人クラスの技が今出てきてこれから大丈夫なのかって気はする。

『呪術廻戦』。呪霊・直哉、強すぎる。

センターカラー、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。1年ぶりの掲載。元々がどうだったかは知らないけど、本編31ページはちょっと多い気がした。「どうぶつの森やポケモンGOもロール化できる」の意味が分からないのと、メインのゲームが運ゲー過ぎるので、今回の話はイマイチだったかな、というのが正直な所。

『ブラッククローバー』。大見得を切るのはいいんだけど、その前のシーンでアスタが格好悪すぎて笑っちゃった。悪には悪の理屈があって、それを述べたなら今度は正義が正義の理屈を返すという構図は良いとして。最終的に実力で勝つのは当然で、それ以前に、理屈の上でも正しさで相手を負かすか、少なくとも拮抗する程度には説得力がないと成立しないので、このザマではちょっと、主人公の器じゃないよなあ、と改めて思った。

『ウィッチウォッチ』。何が一番悪いかって、他人の絵柄を借用して、一部分のみならず、大事なオチでそれを使うところ。ラストが何のひねりもなく冒頭から想像した通りで何の面白味もない、というのは今回は致命的な問題点ではなくて。篠原先生が他人の絵柄で描くのがお上手だというのは十分知っているので、借り物ではなく、ちゃんと自分のアイデアで作品を作ってください。

『僕とロボコ』。あんまり笑わなかったけど、こういう話もたまには良いと思いました。

センターカラー、読み切り、『ロクの冥約』。キャッチコピーの「日常綻ぶジュブナイル」の意味が分からないけど、話としては良いと思います。ルシルの力、あるいはそのモチーフがもうちょっと描かれた方が良さが出る気がするのと、絵柄にももうちょっと魅力が欲しいかな。画力はあるんだけど。

センターカラー、『アオのハコ』。これは本人たちもどっちか分かってないやつかな？いずれにせよ良い感じに3人の気持ちを揺さぶるイベントでした。千夏先輩が思ったよりショックを受けている様子。そして謎の大ゴマで出てきた新キャラ菖蒲ちゃんは、今後軽い気持ちで三角関係に飛び込んでくるんだろうか。ところで白雪姫のアレンジと言うならそもそも黒髪じゃない点に触れるべきでは？

『逃げ上手の若君』。白拍子天女鶴子ちゃん、強い。関東庇番、狂気が過ぎる。松井優征先生の本領発揮って感じ。そして今週の解説は名乗りについて。何で今週なんだろう。

『アンデッドアンラック』。ここにきての伏線回収、すごい。

『PPPPPP』。ミーミン、自由だなあ。こういう人、結構好き。CVが付いたら台詞の読み方が難しそう。

『高校生家族』。今回が虚無になるのは分かり切っていたので、事前に何とかなりませんかね。

『マッシュル』。なんで覚醒したか分からないけど、反撃タイムが始まりそうです。ところで主人公は？

『夜桜さんちの大作戦』。兄さんと姉さんが操られました。弱い。

『すごいスマホ』。剥奪条件って、それを満たしたらただ剥奪されるだけなんですね。勝手にもっと何か記憶が消されるとか人格が壊れるとか、手痛いペナルティーがあるものと思ってた。Qの謎の入浴シーンと、スマホの機能解放。

『ALIENS AREA』。兵装教習、5話か6話あたりで欲しかった。可愛い女の子が登場したけど、それでなおこの線の粗さはちょっと、粗いなあって思ってしまう。

『ドロンドロロン』。読んでません。

『地球の子』。「未だ来てないものに惑わされないで」「いい思い出はチェックポイント」「道に迷った時一度帰ってリスタートできるように」など、クライマックスにあたって良い台詞のオンパレードですね。地球ちゃん、どう出るか。

以上です。