第3話
「ふふん」
「また会ったな」
「君は私から逃げることはできない」
「私は毎晩、君に金縛りをかける」
「私との約束を果たすまで」
「あれ?これ昨日も言ったっけ?」
「昨日どこまで話したっけ?」
「わからなくなった……」
「全部君のせいだぞ」
「君が話の途中で寝るからだ」
「いいか、よく聞け」
「私は君の生活指導をする」
「君は指導に従い規則正しい生活をする」
「そうして君は品行方正になるのだ」
「これが私との約束」
「いや、これだと命令か……?」
「まあ、細かいことはいいだろう」
「とにかく風紀委員としての善良な行いだ」
「文句は言わせないぞ」
「そもそも喋れないか」
「ふふふ」
「それじゃあまた明日」
「真夜中に会おう」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます