応援コメント

第6話 逆襲の車内、ガラスのリノウ」への応援コメント

  •  不思議な空気を纏う作品でした。青空教室という非日常、素性の読めない先生、豊かな自然に溶け込む廃校のモチーフ。文字数の縛りが生むリズムやフォーカスの仕方が、「青年ら」と描写されつつももう少し以前の、子ども時代に戻ったかのような瑞々しい視点を読み手にも登場人物にも与えているように感じます。参加者である男の子/女の子たち側に引き寄せるというか。先生はきっと自然側に近い存在なのでしょう。集まった人たちが穏やかに何か思い出す(もしくは見つける)ための時間空間なのでしょうか。と思いきや、好きな人のできたコンビ相手『リノウ』にそれでも思いを伝えて一気に近付く“僕”の一幕はぎゅっと気持ちが凝縮されて濃密に感じました。各話同じ文字数のはずだったはずと思わず確認してしまったほどに。……お幸せに!

     大変遅くなり申し訳ありません。この度は自主企画にご参加いただきありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!タイトルから各話のタイトルを考えて、それからお話がちょっとずつできて…はじめは本当に学校で先生側のお話でした。読み返して窮屈な気がして、青空教室に書き直しました。ごちゃっとしましたが、元のやつよりは好きです(笑)ありがとうございました!