第3話 美少女ロリ姉妹囚人プレイ♡

「ぐひひ...♡」


まさに絵に描いたような変人が俺達の牢屋の扉を開いてきた。


「誰だお前は!!」


 そう叫ぶ俺に彼は答える。


「俺はこの砂漠の監獄の看守長ブーヤン、今日からお前達の看守役だ」


 ブーヤンと名乗る看守は人間の癖にオークの様な見た目をしている。


 身長は170は超えていて俺やリウなんぞ片手で抑えられてしまうだろうという体格をしている。


 完全に肥満な体型であり、お世辞にもイケメンとは言い難いフェイスである。


「ここの看守長だと...?」


「ああ、お前達2人は俺の慰み者として捕獲されたと言う事はまず頭に入れておいてくれ」


「何!? お前の慰み者だと!?」


「そうだ」


「俺達は犯罪など犯していないぞ!!」


 そう主張する俺に彼はこう答えた。


「お前達はだろう? 魔物である以上お前達に人権などない! お前たち魔物は高尚な人間様に労働力として支配されていれば良いのだ!」


 などと言ってきたので交渉の余地はなさそうだ。


 しかし、ここには幸いにもリウがいる。


 他の強力な配下達が呼べない現状では妹であるリウに頼るしかない。


 大丈夫だ、妹は結構強い。


 自分で言うのもなんだけど、俺の数百倍は強いと断言できる。


 そう思った俺は意気揚々と声を上げた。


「リウ! こいつをぶちのめしてやれ!!!」


 俺がそうブーヤンに指を挿したのだが、妹は首を横に振った。


「ね〜ね...力が入らないよ...」


「何!?」


 俺の言葉にブーヤンは笑い声を上げる。


「俺たち賢き人間様がお前たちに魔力を行使させると思うか? お前達の首に付けているチョーカーには魔力抑制の機能が備わっていて俺がこの鍵で解除しない限り外れはしないんだよ♡ 」


 その言葉に俺は身震いした。


「な...なんだと!?」


「くくく♡ 分かったら諦めてその成長過程のつるぺたロリボディをこの国のために献上するんだなぁ♡」


 彼はそう呟くと舌舐めずりをしながら俺達の方に近づいてくるのでした。

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