夫婦喧嘩は犬も食わない
@MasatoHiraguri
第1話 中台の問題に日本は首を突っ込むべきではない
夫婦喧嘩は犬も食わない
現在の中国と台湾の(冷えた)関係とは、夫婦ケンカのような状況にあるにすぎない。
即ち、男(中国という国家)は変わらないが、女(台湾を支配・コントロールする台湾客家という集団)はコロコロ変わる。男は将来を見て理性で行動するが、女は自分だけ・目先の利益だけを求め本能で生きる。ほんらい、男女の長所と欠点がうまくかみ合っていくのが理想なのですが、現在の台湾客家とは、シェークスピア「リア王」の長女と次女のような、或いは黒澤明監督「蜘蛛巣城」の主人公武将の妻のような感じです。今や「落ち目の三度笠」状態である、アメリカという間男の後ろ盾に縋って突っ張っていても、いざとなると真っ先に逃げ出すのが三国人(ユダヤ人・韓国人・台湾客家)なのですから、日本人や中国人はたまったものではない。いい迷惑とはこのことです。
私たち日本人は、彼ら「中国(男)VS台湾客家(女)の争い」を遠めに見て、首を突っ込まないことです。そうしないと、日本人は台湾客家という女の気まぐれ(火遊び)に巻き込まれて、要らぬ怪我をすることになる。
わずか100年ほど前、百済(現在の韓国)両班(日本の天皇や岸田総理の出身母体 → 弥生人)に踊らされ、日清・日露・日中・日米戦争に引きずり込まれ、数百万人の日本人(縄文人)が亡くなったという事実をしっかりと認識すべきです。
三国人(ユダヤ人・韓国人・台湾客家)に騙されて、損をするのは、いつでも中国人やドイツ人(ゲルマン民族)・日本人(縄文人)といった、まじめにこつこつ働く人間(民族)ばかりなのですから。
台湾客家が「大嫌いな中国」を、ある日突然「友好国」と呼ぶことは、十分ありえる。「女心と秋の空」とも「昨日の敵は今日の友」とも言うし、特に台湾客家という銭金で動く人々は、簡単に信条を変える。
数年前、「アメリカの豚肉なんか食えるか。絶対に台湾に輸入するな !」と、横断幕を掲げデモ行進の先頭に立って大騒ぎしていた現在のサイ総統(当時はいち議員)は、今年になって独断で「アメリカ豚を全面的に輸入」を決めてしまった。流石に、この態度の豹変には台湾のマスコミも非難轟々であった。(私個人は魚党なので、なんら関係ありません。)このおばさんも、日本や韓国、アメリカといった国の元首・トップと同じく、自身には何のポリシーもなしに演じている単なる役者・マペット(操り人形)なので、罪はないというか、彼らが辞めても、利益追求集団から別の役者が派遣されてくるだけのことなのですが。
台湾のトップが女性だから、ということではなく、台湾客家という(宗教)集団=日本の創価学会が、国民というよりも彼ら集団の利益優先で国政を決定するから、良い言い方をすれば臨機応変・豹変し易いということです。国民全体の意見を十分反映させようとすれば時間がかかるが、全国民の数パーセントの利益共有集団の意思決定であれば早い。しかも、中国共産党というトップ集団のように国民や世界の目を気にしないで済むのだから、何をどういう論理で決定したのかというプロセスを明らかにする必要がない。
ということで、日本では昔から「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言われてきたが、私たち日本人はこの教えを守り、彼ら(中国と台湾)二者の夫婦喧嘩を、黙って見ていようではないか。
大体からして、私が台湾に住み始めた10年前、中台間は非常にいい関係だったのです。
それがここ数年、両者の仲が一時冷え込んでいるだけのことで、春夏秋冬があるように、すぐに再び仲良くしているかもしれないのです。
今、両者の仲が悪いといって、片方に肩入れして騒ぎを大きくし、その結果、単なる口げんかが暴力沙汰になったり、あるいは、中台は仲直りしたのに、間に入った日本だけが大怪我をする、なんていうことになれば、こんなバカバカしいことはない。
夫婦間の問題とは内政干渉であり、赤の他人(他国)が口出しすると、反って問題がこじれるばかりか、首を突っ込んだ者(国)がバカを見る羽目になりかねない。
私は実際に、自分の両親の夫婦喧嘩に首を突っ込んだせいで、ひどい目に遭いました。
私の母は、亭主(私の父)に対して自分の言い分が通らないとなると、息子である私に、毎日・毎日父の悪口を言う。父は男ですから(夫婦間のことを他人に言っても仕方がないと)私にはなにも言いません。
元々、父と私の間には悪い感情などないのに、母親に毎日「父の悪口」を吹き込まれた私は、やがて父を憎むようになり、大学在学中、何度も父とケンカし、家を出て一人暮らしをしていました。
私という味方が家を出ていなくなると、母は父と元通りになる。結局、それでなんの問題もない。単に、母がその時における或る自分の言い分(わがまま)を父に認めさせようと、私という「母の味方になる駒」を使って「脅していた」にすぎない。今から考えると、私は母に利用されていたようなものでした。
「夫婦喧嘩とは、実の息子でも首を突っ込むべきではない」 → 放っておくのが一番。それが私自身の得た教訓です。
現在の「中台関係」を見ていると、そんな私の経験が思い出されてくるのです。
台湾を支配する台湾客家という女性的な者(政治家)たちは、ことあるごとに「台湾は中国に虐められている」と泣きわめき、「横暴な中国」と「か弱い台湾」を自己演出する。
中国の国営通信社の「人民網日本語版」と、台湾客家のインターネット新聞「フォーカス台湾(日本語)」という二紙の日本語新聞を読み比べると、中国は男ですから、台湾のことなど全く気にかけていない。台湾客家たちが女性のように泣きわめいている、という状況がよくわかります。
私は台湾に住んではいるが、台湾人に友人はいないし、中国語ができないのでテレビも新聞も見ない。あくまで、台湾の国営新聞が情報源です。
それによると、例えば、中国が今まで台湾から輸入していたパイナップルを中国が要らないと通告してきた。これは横暴だ。国際裁判所に訴えると、総統のサイという女性は拳を振り上げて騒ぐ。
そして、しばらくすると、中国の代わりに日本がその売れ残ったパイナップルを買ってくれた、「日本は台湾の永遠の友人だ。協力に感謝する。」なんてこれまた大騒ぎ。
今度は養殖魚のハタがまたもや中国から輸入を拒否された(2022年7月1日)。またもや国際裁判所に提訴する、と息巻く。
いずれにしても、台湾客家という人たちは、のんびりした台湾人を、なんとか「反中国」にし、「祖国を守るために死ぬ覚悟を持たせる」。つまり、もともとのんびりしている台湾原住民やびん南人(中国からの移民だが非客家人)に「祖国のためには戦争も厭わない」という気持ちにさせよう、というつもりらしい。
そしてその機運を盛り上げるために「日本も中国が嫌いだ。台湾だけではない。」というプロパガンダ(扇動)に躍起になっているように見える。
大体、一般的な商習慣から言えば「お客が要らない」と言えば、「ハイそうですか。」と引き下がり、「もし宜しければ、なにが気に入らないのかお教え下さいませんでしょうか。」と教えを請うものだ。
そして、自分たちが直せる範囲であれば、それを正し、「また、買って下さいね」と頼むものではないのか。
それを偉そうに、「買わないとは何事だ、国際裁判所に訴えてやる。」と、開き直って怒るいうのは、あまりに傲慢というものではないのか。
とにかく、「男性は女性的であり、女性は男性的(攻撃的)」というのが、台湾に10年近く住む私の、台湾客家に対して抱くイメージですが、「台湾という国」は頭首(総統)も、それに連なる議員や官僚も客家人が多いせいか、非常に女性的で、彼らが支配しコントロールする台湾という国と私の母親がオーバーラップします(夫婦喧嘩に関してですが)。
私の母が浮気をしていたかどうかは知らないし、それこそ夫婦間の問題なので、私には関係ないことです。(既に両方とも死んでしまったし。)
しかし、今の台湾という妻は、中国というしっかりした旦那がいるにもかかわらず、アメリカだのイギリスだのフランスだの、日本だのウクライナだのと、手当たり次第に、あっちこっちの男に色目を使いしなを作り、「私に味方する男は何人もいるんだ」と、本来頼りにすべき男を脅しているかのようだ。
まあ、女の常で、そうやって亭主を脅して自分に有利な関係に持ち込みたい、というのならそれはそれで「女の人騒がせな罪は、許してやろうよ」で、笑い話で済むことです。
しかし、女(台湾客家)に振り回されて、「落ち目の三度笠」状態のアメリカから、要りもしないワクチンや型落ちしたミサイルや戦闘機を買わされる日本の身になってほしい。
しかも、中台間で戦争など絶対に起こらないのは、間違いない。中国人は台湾の原住民や、びん南人と呼ばれる中国からの移民という同胞を殺すことなどないのだから。
そんなとき、台湾客家の一人芝居に巻き込まれて、ほんらい無関係の日本が中国と戦争するようなことにでもなったら、それこそ笑い話では済まされない。
台湾客家が中国と(口)喧嘩したければ一人で勝手にやって下さい。
日本人はあくまで傍観者です。
ここわずか3ヶ月間の間に起こったアメリカとロシアの確執に巻き込まれ、北方領土は完全に失う、オホーツク海で魚は捕れなくなる、サハリンの天然ガスは手に入らなくなるといった(日本の政治家たちの誤った選択による)人災によって、多大の被害を受けた日本です。
今度もまた、台湾客家の身勝手なわがままに巻き込まれて、中国という最も大切な友人を失うことになれば、それこそ日本の破滅です(もうとっくに破滅している ?)。
台湾が本当に中国と戦い、その結果、台湾全土が焼け野原となり、台湾人が難民となったなら、日本人は躊躇することなく台湾人を受け入れるでしょう。
繰り返しますが、中台間の争いとは、台湾という妻が自分のわがままを通すために中国という夫に対し、(アメリカという別の男を後ろ盾にして)引き起こしている「夫婦喧嘩」にすぎない。その内、アメリカが分裂し内戦状態にでもなれば、中台間の単なる言い争いなど、すぐに収まるべきものなのだから、第三者の国々が首を突っ込むべきではない。
アメリカやオーストラリアやNATO(欧州)は、中台間のトラブルが大きくなればなるほど儲けることができるが、戦火に曝されることはないから、台湾という人妻に(もっと旦那とケンカしろ)言い寄っているかのようだ。
百数十年前の日清・日露戦争にしても、オーストラリアのあるジャーナリストが、欧米の戦争家たちからの指示によって来日し、大々的に戦争を煽ったというのは、新潮文庫でその実情が書かれている(らしい。私はまだ読んだことはないが。)
日本人である私たちは、他国の戦いなどに首を突っ込まず、日本拳法の試合(戦い)でも見ていればいいのです。
2022年7月4日
V.2.2
平栗雅人
2022年7月4日
V.2.1
平栗雅人
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