熊本地震
2016年4月16日、土曜日。日付が替わったばかりの午前1時過ぎ、この週は、夜間勤務(夜勤)だった。昼休み(夜勤だったけど)、夜食を食べた後、少し横になっていた時、自分の体に妙な違和感を感じた。横になり、ジーッとしていたはずなのに、体だけが揺れている感じが、まるで乗り物酔いに会ったかのような感覚を覚えた。
「なんで!乗り物に酔うたかのように体が揺れているんだろうか?・・・目眩?・・・とうとう体が悲鳴をあげてだしたのかな?」
しかし、その次の瞬間に、休憩中で止まっていた輪転機から警告音が鳴り初めた。それによって、5年前の東日本大震災の事を思い出した。
「えっ!ひょっとして、また地震が?」
そう思ったとたんに、本当に揺れている感じがわかった。体がおかしくなったのではなく、本当に揺れていたのだった。
「また、東北地方で地震が起きたんだろうか?」
そう思い、スマートフォンを見てみた。
「えっ!・・・く・・・熊本?」
今度は、九州地方で大きな地震が、熊本でかなり大きな揺れが有ったみたいだった。まだこの時点では詳しい状況が解からなかった、また、コマーシャルがなく報道されるほど、かなり深刻な状況になってしまったのだろうか?・・・土曜日の明け方、仕事を終えて帰宅後すぐに、テレビを見てみると、熊本地震の情報が流れていた。ただ、東日本大震災ほどの深刻な状況ではないようだ。しかし、やはり惨事になっていたのは間違い無い。熊本城がかなり悲惨な状態になっていた、屋根瓦が崩れ落ち、石垣も崩落していたようだった。テレビでは、熊本城の悲惨な光景が一番印象に残っていた、熊本市街はどうなったのだろうか?おそらく、木造家屋等は、無惨な事に・・・また、阿蘇山近郊では、大規模な土砂崩れが発生、犠牲者も出ていた。
それから1年後にお盆休みに、熊本を訪れ、熊本城の無惨な姿を目の当たりにした。石垣だけでも震災の爪痕が手に取るように感じた。
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