第8話 偏屈教師の話④

「パンツが濡れてきたぞ?隼。」


段々と硬くなる隼のアソコからは、気持ちとは裏腹な我慢汁が溢れてきていた。



俺は隼のパンツに手をかけ、ゆっくりと脱がす。


隼は恥じらいながらもさっきまでのように元気に暴れて抵抗することはなかった。


「すごいな隼……今の中学生は、こんなに大きいものなのか…?」


隼は身長こそそこそこ高けれど、引き締まった体や色白で綺麗な肌と大きな目、柔らかそうな黒髪など、全ての要素を合わせてみると「可愛い」と評されることが多い奴だ。


だけど今目の前にあるこれは、その「可愛い」隼からは想像もつかないくらい凶暴そうで厳ついものだった。



「たまらんな隼……!」


俺は見てるだけでも興奮を抑えられなくなり、大きなそれに齧り付いた。


「っ!!ああっ!」


いきなり体をビクつかせて反応する隼。


その初心な反応に、俺の舌の動きが益々速くなる。


「あっ!ああっ……やめっ……せんせいっ…やめてくださ……あっ!」


足を震わせながらビクビク反応し、気持ちよさそうに喘ぐ隼は、俺を頭がおかしくなりそうなくらい興奮させてきた。


「ぁっ!ああっ!あっ!」


「イクのか?隼。」


「あっ!!だめ…ですっ……!あああっ!」



隼の脚にキュッと力が入った途端、俺の口の中には暖かくて大量の精子が流れ込んだ。


口の中でも分かるくらいドピュッドピュッと勢い良く出てる。


隼はまだハァハァ言って余韻に浸っている。



「隼。俺のも頼んだぞ」


そんな隼の前に俺は再び自分のアソコを差し出した。


隼はさっきとは違って、素直に俺のを咥えてくれた。


俺は嬉しくなって隼の頭をさっきよりも強く俺のモノへと押し付けた。


ヴッと苦しそうな声を出す隼を無視して、俺は何度も何度も隼の喉の奥まで届くように俺のアソコを押し付ける。


途中で苦しそうに咽る姿も、何とも言えない色気を含んでいた。


涙を流して俺を見上げ、もう無理だと首を横に振るのを見届けてから、俺はまた無理矢理隼の喉の奥へとモノを突き刺す。


何度も同じことを繰り返した。


俺がさっさとイけば楽なのだろう。


しかし俺は敢えてこうして隼をいじめて楽しんだ。


途中から隼は口を開かなくなった。


俺が無理矢理頭を押さえつけても、口を閉じて俺のモノを咥えようとしない。


そのたびに俺は、隼の髪を引っ張り頭を前後に揺らす。


すると隼は泣きながら手で精一杯俺の動きを止めようとする。


痛みと苦しみに悶えながらも必至に耐えようとする隼を見ると、苦痛を与えたくなる気持ちが加速する。


俺はもとからこういった嗜虐性があった訳ではない。


ただ、今目の前にいるこいつに対してだけ、異常にこういう行動がしたくなっていただけだ。





「そろそろ挿れるかね」


刑事からは、隼のアソコは拡張済だということをきいた。


何でも、捕まったヤサグレたちが皆そう証言していたようだ。



俺は隼を無理矢理立たせて壁に手を付けさせ、尻を突き出すような姿勢を取らせた。


俺はそこにいきなり自分のアソコをぶっ刺した。


いたいっ!と叫ぶ隼の声が悲痛に聞こえた。


しかし俺は構わずそのまま動き続ける。


「慣らしてなかったな隼。だけどまあ、動いてるうちに気持ちよくなるだろう」


噂に違わず隼のアナルは俺をズッポリ受け入れた。


隼が感じるとキュンキュン締まるということを聞いている。


その時が来るまで、俺はひたすら腰を振った。


「あっ………ああっ……」


俺はバックで隼を突きながら、両手で後ろから隼の乳首を弄る。


こいつは乳首でも充分感じるということも聞いている。


「あっ!!だめっ……ああっ!」


案の定、俺の手の動きと腰の動きに段々と声を大きくしてくる。


コリコリした乳首は、アソコと同じくらいではないかと思うくらいガチガチに勃っていた。


「あっあっあああっ!!あっ!!」


隼の腰が急にガクガクした。


それと同時に足の力が抜け、フルフルと震えだす。


俺が再び乳首を触ろうとすると、さっき以上にビクン!と体を震わせた。


「……乳首でイッたのか隼。エッチだなあ…」


俺はそう言って隼の背中を舐め回す。


自分の唾液の臭いと汗の臭いが混ざっている。


汚れる隼の背中を見ながらも俺の動きは速くなる。


「あっ!だめっ!!!せんせい!やめっ……ああああっっっ!!」


隼の中がキュンキュン締まってきた。


これはまさしく、こいつが感じている証拠。


俺のような加齢臭漂うオッサンに穢く犯され、それでもチンポを刺されれば素直に体が感じる。


「っっきついな隼……!」


どんどん締め付けが強くなる。


イキそうになるのを感じて俺は一度自分のモノを抜いた。


隼のアナルは名残惜しそうにヒクついていた。


俺はそこに、思いっきり自分のモノを差し込んだ。


「あああああああああっっっ!!!!!」


その瞬間、隼は腰を仰け反らせ、チンポの先から体液を出して全力で果てた。


ギュンッと締まる隼のアナル。


ドクドク脈打つのが直に感じられる。


尻と脚をピクピクさせながら快楽に耐えるその表情は、こいつに残されていた最後の理性を全て奪ったようだった。



恍惚とした表情のまま、隼は俺のモノを受け入れた。


そして何度も何度もイッた。


俺のを抜いたり挿れたりしているうちに、一度もピストンしなくても挿れた途端にイッちまうようになった。


「最高だよ隼。……お前がこんなにエロかったとは……!」


俺の腰も速くなる。


「気持良すぎて、おかしくなりそうだっ!!」


もはや、快楽以外は何も考えられない。


「ああっ!!もうたまらんっっ!!ううっ!」


俺はついに自分の欲望を抑えきれず、隼の中に全部をぶちまけた。


「ハァハァ……ハァ……」


久しぶりの運動だ。


思ったよりも息が苦しくなる。


だけど下半身と脈打つアソコは、これまでにない快感を纏っていた。




ゆっくりと自分のを抜く。


ビクついている隼のアナルから垂れてくる、俺の汚い精液。


俺が抱いた汚い欲望を表しているようだった。



「隼、ありがとな………」


隼が純粋に信じ、慕った俺は、こういう形で隼に気持ちを返す。


俺が抱いていた、隼への歪な執着心。


厳しくして、他の先生とは違う存在になりたかった。


だけど違う存在になれたとして、隼の中で一番にはなれる訳がなかった。


俺には無いものを沢山持っていて、羨ましかった。


みんなが避ける中、俺にも笑って話しかける隼が、愛おしくて憎かった。



こんな俺にも無償の優しさを注いでくれたことが、そういう気持ちを余計に大きくさせた。


俺の惨めさを、小ささを、醜さを……



マジマジと見せつけてきたこいつへの歪な感情は、こうした行動へと現れただけ。



こいつが自分で招いたこと。



他人の孤独感や劣等感を刺激して、それらを爆発させるようなことをしたのはこいつだ。



再び隼へと注がれる憎しみと嫌悪の目。


隼は壁に頭をつけて、こちらに背中を向け泣いている。



そんな隼を俺は汚い目の色で睨んでいた。



隼は今、何を思って泣いているのだろう。


俺を憐れむ気持ちは、まだ残っているのだろうか。


それとも自分を憐れんでいるのだろうか。


もしくは自分が信じた世の中と、世の中が自分に向けてくる目が違いすぎることに悲しんでいるのだろうか。



こいつがいくら相手を純粋に信じて愛して頼っても、相手はそうではない。


そんな誰にも理解されない孤独に気づいて泣いているのだろうか……



隼の中で、俺はもうクズな大人に成り下がった。


数分前までの純粋無垢な目を向けてもらえることは二度とないのだ……。







泣いてる隼をぼーっと眺め、俺は自分と隼について考える。



だけど隼の頭上にあるものが俺の目に写りこんだ時、俺は本当の意味で自分を憐れんだ。







この部屋に監視カメラがあったことを、俺は完全に失念していたのだった。

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