後悔(regret)
「今年の夏休み、どこへ行く?海なんかどう?」
―そうねえ…あたしは海よりは、山が良いかな。
「じゃあ、初日は海、2日目は山登りにしよう」
…妻の位牌に手を合わせる。遺影の妻は、僕を
5年前の夫婦旅行。妻の言う通り、海なんか行かず、山に行けばよかった。
まさか海で溺れちゃうなんて…許してくれ。
■解説
↓
↓
↓
5年前に妻と行った旅行中の出来事。妻は海に行きたくなかった。しかし夫が、初日は「海」、翌日は「山登り」という計画を立てた。
初日の海水浴で、妻は溺れて…そして…亡くなった。
上記ストーリーの前半(セリフあり)は5年前を、後半(位牌に手を合せる以降)は現在を語っています。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます