第一章
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年齢:17歳
県内の有名なお嬢様高校に通う女子高生。家は裕福であり、大きな屋敷に住んでいる。だが、家庭は崩壊しており、親との関係は険悪。
ある日、彼女の元に一通のメールが誤送信される。そのメールをきっかけに、メールの送り主と親交を深めていく。ある程度仲が良くなった時に、送り主から異世界人であることを打ち明けられる。送り主の世界には想起の花という人間の記憶を呼び起こす花があることを知り、その花を使い仲が良かった頃の家族の記憶を思い出せば両親との仲を修復できると考えた。花を手にいれるため、高校の夏休みに異世界に行くことを決意し家を出た。
異世界へのゲートを開通させるための条件が整うまで、廃工場で身を隠していた。そこに明善達が踏み込み、身柄を保護される。
彼女を唆した異世界人はホルスと呼ばれる異世界の住人。ホルスはアルミトスという別の世界と戦争中。ホルスにいる予言者がアルミトスの大規模侵攻と、それを退ける人物として和奏を予言する。
事件後は自分の力で家族の絆を取り戻すことを決意し、積極的に両親と交流を持とうと努力している。
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年齢:17歳
和奏のクラスメイトであり親友。夏休み直後から連絡が取れなくなった和奏を心配し、異犯対に相談に来た。由紀の証言からアルミトスが和奏を連れ去ったと考え、明善は捜査を進める。
だが、由紀はホルスの魔法で半ば洗脳された協力者だった。ホルスは戦争相手のアルミトスの印象操作を各世界で行なっており、由紀に警察に相談に行かせたのもその一環。和奏を攫ったのはアルミトスだとでっちあげ、明善達の世界をアルミトスと対立させる、自分たちホルスに支援してくれるように仕向けるのが狙いだった。
由紀の家庭の経済状況は平均的であり、なんでも買ってもらえる和奏に嫉妬していた。そこをホルスの人間につけ込まれ、操られる。
事件後は
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引きこもりがちの青年であり、ある日のコンビニの帰りにリベレーションの売人から声をかけられる。リベレーションに瞬く間に依存し、何度も購入するようになる。売人達から度々買い物の代行を頼まれるなど、ある程度の信頼関係は築いていた模様。
リベレーションの薬効で錯乱状態になり、自宅で暴れた際、警察官達にその身柄を確保され措置入院となる。
彼の証言から売人達のアジト、及びそこに和奏がいる可能性が高いことが判明した。
現在はリベレーションの依存性に苦しみながらも、更生及び社会復帰のために努力している。
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