メガネ・メガネ

「メガネ・メガネ」

「メガネ・メガネ」

メガネを探しているお兄さんがいた


「メガネなら、頭にかけていますよと」声をかけると


「あ、こっちのメガネじゃないんだ」

「ちょっと変わったメガネで、ピンク色の大きなメガネなんだ」

「どこで、置いたんだっけ・・・」



かわいそうだな、一緒に探してあげよう

ベンチの下や、公園の砂場を探したけどどこにもみつからない


商店街のお店も見て回った

「ピンクの大きなメガネしりませんか?」


誰もしらないという


メガネ屋さんも知らないという

でも、並ぶ商品のメガネの中に一つだけ変な大きなピンクのメガネがあった

これじゃないかな・・・


「このメガネもしれない・・・」


「これは、うちの商品のメガネじゃないですね・・・これは、なんてダサいんだ・・・」



メガネ屋さんからメガネを受けとり、メガネを探していたお兄さんの所にもっていったが、お兄さんはいなくなっていた



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