第3話

夢を見ながら、また

眠りたい ただ

あの頃の

写真みている

ガラスかたむけ

ほら、落ちていく



夢の中かもしれない

地下鉄の暗闇がほら雑踏を走る

写真撮り続けていた

歪んでいく世界を


ほんとか嘘かわからない

嫌いになれないんだよね


君の嘘を、なにを、信じればいいの、どうしたらいいの

ああ、

私の気持ちを、君がわからない、どうしたらいいの

ああ、

夢を見ながら、また

眠りたい ただ

あの頃の

写真みている

ガラスかたむけ

ほら、落ちていく

写真撮り続けていた


それでもわかってるんだよ

あなたがいないとだめだって

自分の気持ち

嘘つけないから



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