陰キャな僕とクーデレな氷月さん。

黄昏(旧初心者)

3年前のバレンタイン

僕は矢野孝明、ただの陰キャである。

ただ僕には1つだけ誇れることがある。

それは僕には氷姫と呼ばれる氷月さんが彼女であることだ。


ーあれは3年前ぐらいに彼女は変わった。

女子の間で嫉妬されてハブられてたせいで彼女は大きく変わった。

それまでは明るかった彼女は真逆になった。


僕はその頃は単なる幼馴染だったから彼女のことを心配していた。

彼女は「平気だ。」と言ったけど誰にもいない屋上でこっそり泣いてるのを見てハンカチを渡した。

彼女は涙を僕のハンカチで拭いながら「いつから私が泣いてるの見てたの。」と言った。

僕は「君が嘘をついたところからだよ。」と言った。

その年のバレンタインデーに彼女が「別に本命じゃないからね。」と言って僕に明らかに手作りのハート形のチョコを渡してきた。

僕はもう1人の幼馴染で女子の中で唯一いじめに関与してなかった桜さんに聞くと「乙女心理解して無いね、孝明君。それ間違いなく本命だよ。私にはマシュマロだったもん。」と言った。

とりあえずお返しに彼女が好きなほんのり甘いホワイトチョコをあげたら、僕でも気づくくらい上機嫌に1日を過ごしてた。

桜が「良いねえ、朝からラブコメ生で見れるとはね。」って言っても怒らないくらい。

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