朝から泣いてます

う、う、泣ける……


おはようございます。朝から号泣している澄田です。

泣いている理由は、公式さんからメールをいただいて、うれしくて号泣していうわけではなく……


朝ドラです(笑)

そう、今期の朝ドラ「らんまん」に泣かされていたのです。


「らんまん」のあらすじをとりあえず、ご紹介。見てない人がほとんどでしょうから。


「らんまん」は日本の植物学の父といわれた牧野富太郎博士が、モデルの万太郎のお話です。演じるのは、カク友無雲さんが大好きな神木隆之介くん。


万太郎は、高知の造り酒屋の若き当主。でも、家業そっちのけで植物採集に熱中している人物です。お話は、幕末から始まりました。


幼少期の母とのわかれや、藩校での師との出会いなんかがあり、今週ようやく青年万太郎が登場したのでした。


万太郎はすっごい植物オタクでとんでもない子なんですが、そこは神木くんが演じてるので、キュートでかわいい(笑)


朝ドラのうるさ方のおばさまたち(私も)のハートを撃ち抜いています。でも、どんなにキュートでかわいいオタクであっても、田舎ではただの変人。

草に熱中しているのは、家業の合間のただの遊びとして見られてます。


でも、今日ですね東京にきた万太郎が、心の友(会ったことない)と仰ぐ植物学者の先生と面会したのです。


植物の話で盛り上がれて、同じような志を持つ人に初めて会った万太郎は感無量。神木くんの演技がさえわたります。


そして、万太郎は小学校の時書き写した博物図を先生に見せ「小学生の時にこの図を見てから、ずっと先生に会いたかった」と愛の告白をするのでした。

先生は、万太郎の情熱(植物への愛)に感動します。


「君は小学生の時にこれを見て、ここまで(東京、もしくは植物の世界)来たのか。こんなうれしいことはない」


といって、「友よ」と言って万太郎と抱き合います。

ここで、私の涙腺崩壊。


よ、よかったね!! 万太郎。君のことを理解してくれる人にようやく会えて!!

そして、先生もよかったね。あなたの仕事が、子供に好奇心の種を植え大きく育っていることを実感できて。


今の時代でもですけど、オタクって何かと迫害されますよね。人からみたらその良さがわからないものに、熱中しているだけで奇異の目でみられる。


あまつさえ、キモいと言われる。大多数の常識の範囲からそれる行為だからでしょう。


この先生との出会いが万太郎の転機となるのでしょうけど、そう簡単にはいかないです。なんせ、家業があるので。


お目付け役の竹雄も、万太郎に釘をさします。

「草は、遊びです。酒造り以外遊びです」


でも、もう心の友と通じ合っちゃった万太郎は、その言葉に反発するのでした。


この万太郎の家の使用人竹雄が、めちゃくちゃおいしい役でして……演じるのは志尊淳さん。超美形です。朝から眼福なんですが、それ以上に竹雄の一途な思いに朝からもだえまくってる私です(キモイって言わないで)


万太郎がチビの頃から世話をしていた竹雄。その万太郎への忠誠心にも泣かされるのですが、彼の秘めた恋心にやられています。


竹雄の恋の相手は、万太郎の姉。そう道ならぬ恋ですよ。おまけに姉の綾は竹雄のことよりも、蔵人の幸吉といい雰囲気になっているのです。


造り酒屋のお嬢様と蔵人との恋! これも身分差ありの設定で萌えるのです。私の拙作「京都西陣の染め糸屋は、猫の手も借りたい」でも書きましたけど。


その恋してるお嬢様を陰から、切ない顔で見ている竹雄に、わたしは朝から何杯でもご飯おかわりできるのです(笑)


バッタを見つけて追いかける無邪気なお嬢様の姿に、キュンってなって思わず見られないように顔を覆って、ひとつため息をついて使用人の顔にもどる竹雄とか、最高か!!


ベタベタの少女漫画設定だけど、いいものはいい。萌えるものは、何時の時代も萌えるのです。


万太郎の姉、綾も酒造りに興味があるのですが、女は酒蔵に入るのも禁止されていて、酒造りの工程も見れない。ただ、いい家に嫁入りすることだけを期待されているのです。


今回の「らんまん」では、自分のしたいことを抑圧されている人物がたくさん出てきます。それは、明治の代が進むにつれて解放されるのでしょうか。


そのあたりも、見どころかなと思います。

今期の朝ドラ、脚本家交代とかわけのわからんシステムは導入されないことを祈ります!!




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