第19話 皆既日食の17話、自宅でフリマ&レモネードスタンドの18話
勢いでオレンジ11さんの自主企画『第8回カクヨムWeb小説コンテスト体験記・その1』に参加してしまいましたが。
最初は5万字程度の中編と銘打って書き始め、現状は6万字で未完結。参加資格の10万字には、きっちりと描き切れば届きましょうか。
スラスラと文章を量産できていたのも今は過去、まとめに入るとなかなか書けないものです。どうまとめたものでしょうねえあの作品。ただただ楽しくて切なくてサヨウナラ、それでもいいのでしょうが。どうしても足してみたくなりますね色々と。
レナードの朝しかり、フォーエバーヤングしかり。トゥルーマンショー、ニューヨーク東8番街の奇跡、ドライビングMissデイジー、オーロラの彼方へ。挙げればきりがありませんが、どれも楽しい楽しいだけで作品を終わらせていません。
エマだって、クロノクルセイドだって。ゼーガペインだって、イデオンだって何か必ず。『面白かった〜』だけで終わらせず、何かピリリとしたメッセージを提示したり潜ませたり。
私がそうした作品に触れたいから、私も自然とそうした物語にしたいのです。
17話の皆既日食。あれは2012年にほぼ日本全国で観測できた金環日食が不発に終わったおれごんのリベンジです。復讐でした。
次に日本で見られる皆既日食は2035年だそうで。今でこそ10年かそこらですが、2012年にそれを知らされた身の落胆は相当なものでした。
全国のニュースで各地の声が届けられるとそれがもう悔しくて悔しくて。仕事をわざわざ午後出社にしたにもかかわらず。
どうして自宅の地域だけあの時間帯のみ曇っていたとか、少しだけお出かけしておけばよかったとか。
それが繰り上がって見ることができたのです、2017年に、オレゴンで。あれは運命だったでしょうか。
引っ越し直後でまだ家の中にダンボールがある状態で。さらにまだ仕事も軌道に乗っていないまま平日に休暇を。慣れていない左ハンドルの車で、慣れていない右側通行の道で長距離ドライブを敢行して。
今に照らし合わせても大冒険、無謀な旅でした。よくも無事に行って帰れたものです。そうさせたのは2012年の無念さだったでしょうか。
それを物語の人物にさせても大して盛り上がりは。それでむだに自転車の旅にしてみたんですね。あの時はかなり渋滞しましたから、その点でも自転車は好適だったと思います。
第18話。自宅でフリマ、あちらの用語でガレージセールでした。結局は品物を用意できずにレモネード屋さんだけで終わりましたが。
レモネード屋さんは見つけるとキュンキュンしちゃいます。寄らずに素通りできません。
私には募金箱よりもさらにお財布を出しやすい存在です。元々は病気のための寄付を募る目的で始まったのだとか。少し変質した今でも遺伝子は受け継いでいるのでしょうねえ。
食品を扱う商売ですから日本では難しいでしょうが、そこは目をつぶり、意義にこそ目を向けて。実施できないものですかねえ。
ここで資金の調達はできました。さあ遠出です。どこに行かせましょうね?
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