うつ病 / 精神障害者になった話
RIM
始まりは2013年 夏
鬱ってみなさん知ってますか?
よく聞く名前だし、難しい漢字としても有名だし、憂鬱な時にも鬱だ〜って言ったりしますよね。
けれど、その名前だけ知っている鬱が、体の中でどんな仕組みで起きていて、病気となるとどうなるのか?
そこまで詳しく知ってる方はあまりいない気がします。
うつ病って、死にたくなる病気……みたいに知られているかと思いますが、それは重い症状から少し回復して、体力が出てきた頃の症状だということ、知っているでしょうか?
重い症状の急性期に入ると脳が働かなくなって、ほぼ動けなくなってしまうことを知っているでしょうか?
私は、死にたいより消えたくなりました。
不安障害で、コンビニすら恐怖感で行くのをためらっていた頃がありました。
家にいるのに、家に帰りたいと思っていました。
起き上がることもつらくて、一日中ほぼベッド生活。
精神疾患は、一つの病気だけではなく、様々な症状が重なるように出てきます。
鬱の波は何度も起きて繰り返されること、再発の多い病気だということ、寛解という状態を目指すこと。
私はここ10年で、鬱の大きな波を三度ほど越えて来ました。
仕事が出来なくなった頃からうつが始まり、
ひとつは、メンヘラを助けようとした時
ひとつは、実家に強制送還された時
最後のひとつは、『今』です。
2つ目の波の頃、色々と重なって一番酷い波でした。
この話をどうまとめて書こうか、とても悩みましたが、私のこれまでの10年間から何か学び取れることがあればいいなと思い、書いておきます。
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