第24話 夢の神②
「僕は、神である」
またもや降臨、タカシ君は今日も神様です。
前回は願いの叶え方が分からなかったけど…今回は大丈夫かな?
「タカ
どうか!
どうか我らの願いを叶えてくだされぇー!」
どこからか聞こえてくる声。
そして、遠くから走ってくるお爺さん。
今回は鷹の神様じゃ無いみたいですね。
「何を供物として差し出してくれるのだ?」
あれ、傲慢になってますね。
前回のような広い心はどこに行ったのでしょう。
「く、供物と言われましても…何も捧げれるようなものは…」
「ならば、消えろぉ!」
あ!
タカシ君が暴言を吐いてしまいました。
これはいけません。
おや?ムクムクとお爺さんの姿が変わっていき、女の人になっていきますよ?
「…こらタカシ!
なにしてるの!」
「が、ま、ママ!?」
「人様にものを頼まれた時は何も見返りを求めちゃいけません!」
なんと!
おじいさんの正体はタカシ君のお母さんでした!
そこからお母さんの説教は三日三晩続いたと言われています…
ドンマイ!タカシ君!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます