第6話~新幹線~

とあるサラリーマンAが、出張で新幹線に乗っている。


最近は出張ばかりで、先月は名古屋、今月は大阪と忙しい日々に憂鬱になりながらも、今日は眠たかったため、少し寝ていると・・・


一人のサラリーマンBが前に座ってきて


サラリーマンB「あっすいません」


サラリーマンA「はい?」


サラリーマンB「席倒してもいいですか?」


サラリーマンAは笑顔になりながらも


サラリーマンA「あっいいですよ」


するとサラリーマンBが思い切り、席を後ろに倒した。


いきなりのことにサラリーマンAは動揺しながらも


サラリーマンA「ちょっとちょっと」


サラリーマンB「はい?」


サラリーマンA、堪忍袋の緒が切れながら


サラリーマンA「倒しすぎでしょ!!」


サラリーマンB「あっすいません」


そう言って、さらに席を倒した。あまりにも苦しさに悶絶しながらも


サラリーマンA「戻せ戻せ!!」


サラリーマンB、席を戻してから


サラリーマンB「どうかしました?」


サラリーマンA「どうかしましたかじゃないよ。ここまで倒すやついるか?」


サラリーマンB、完全にどや顔で


サラリーマンB「いるとおもいます」


サラリーマンA「席変わりたいな」


サラリーマンB「すいません。倒していいですか?」


サラリーマンA「この状況でOK出すわけないだろ!!」


サラリーマンBは悩み始めてから


サラリーマンB「仕方ないな。だったら少しだけならいいですか?」


サラリーマンA「それならいいけど」


そう言ってサラリーマンBが席を倒したが、ストッパーが壊れてそのままサラリーマンAに目掛けて完全に倒れてしまった。


サラリーマンA「助けて~!!」


~終~

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