第2話 頼むから数字を使って説明してくれ
二階堂蒼空(そら)は、今日も全力で仕事に挑んだ。
今日の中で、一番感じたこと、
それは「頼むから数字を使って説明して」だ。
主要顧客が言う。
「翌週からオーダーがグッと増えるから、裁く回数を増やしてね」
グッとってどれくらいよ。2倍なの?1.5倍なの?もっとなの?
上司が言う。
「来週から使用可能エリアが〇〇の生産数が激減する影響で、これくらい(手でジェスチャー)減らされるから、少し頭に入れておいて、在庫管理の具合を考えておいて」
どれくらい激減するのよ。今の半分?三分の二?
これくらいって、、レイアウトのコピーとか頂戴よ。
せめて柱の番号で口頭で言ってよ。
そんな数字を使わないアバウトな説明で、部下のどんな成果物、計画を期待するのよ。頼むから、数字を数字を使ってくれ。。
最近は、変に度胸がついてきたせいか、こっちから追いかけるように数字の情報を引きずり出しにいっている。相手が顧客だろうと上司だろうと関係ない。
結果のクオリティが上昇することに繋がるなら、文句ないだろう。
これを反面教師として、未来の自分は必ず数字で説明、指示を出す上司になる。
明日もがんばろ、お仕事LOVE笑
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます