部活内FA宣言ク〇ビ〇チ先輩
Tonny Mandalvic
部活内FA宣言ク〇ビ〇チ先輩 0話
今日もくそ授業が終わった。
どうでもいいが今日もくそ事業がオワタと書きそうになった。
まあネット小説だし誰も読まない駄文なんだから好き勝手書いてもいいだろう。
まあどうでもいい。
今日も自称進学校の追加講習をさぼるために、新聞部に行く。
まあだらだらとやっている部活だ。なのでうちのくそ教師どもからにらまれているが。だけれども高校生活勉強ばかりしていたってなんのいいこともない。かといってブ〇〇〇フに行って立ち読みしていたってしょうもない人生だがな。
新聞部に行くと、一人の先輩が、僕に突っ込んでくる。
あおば先輩だ。
先輩は僕が扉を開けると僕の胸へと飛び込んできた。
僕はあおば先輩を撫でて降ろした後、冷蔵庫から牛乳を取り出して器にそそぐ。
あおば先輩は牛乳を飲み始める。
非常にかわいい。
あおば先輩は牛乳を飲み終わった後、僕の準備したお菓子を食べ始めた。
それを横目に見ながら、僕は新聞を作り始める。
まあ、権力があれば学校の授業についての批判を書くのだが、そんな学生運動の時代はもはや過去の遺物となってしまった。
(大学だって学生自治寮を破壊しようとしているんだから。まあ今の人たちにとって学生自治寮っていいのかどうかわからんが、もう残るのは北大の恵迪寮だけになるでしょ。京大も金大も破壊されるし。まあ琉球大が存在するのかもしれないけれど)
まあこんなかっこいいことを書いているが、反抗する気がないし、反抗して新聞部劣りつぶしにでもあったら大変だからな。
まあ、今週の記事もないだろう。部活ぐらいか。
「野球部:甲子園記念出場、全国最多夏の甲子園へ
サッカー部:国立まであと一歩
柔道部;全国へ何人か出場
新体操部:全国へ
カーリング部:コスト削減のため廃部決定!」
最後の一文を入れていたらあおば先輩が噛みついてきた。
珍しいな。
「どれ。どうした。」
噛みついてきた彼女を優しく振りほどき、床へおろす。
少しうるさいので最後のカーリング部の文章にバックスペースを入れると満足してかむのをやめた。
なんかあるのかこいつ。
しばらくすると、同じクラスで新聞部の三好が来る。
三好が扉を開けた瞬間、先輩は三好にとびかかっていった。
三好はとびかかってきた先輩を撫でて床におろすと、正面の席に座る。
先輩は、三好の足にすり寄っている。
「どれ。」
三好は先輩を膝の上に乗せた。
そして、新聞の話し合いに入るというふりをした雑談が始まる。
まあ同じクラスなんだから話すことって特段ないが、暇つぶしにしかならんだろ。
その間ずっと先輩は三好からお菓子をもらってました。
雑談の中身を書いてもいいんだがなんもないぞ。
文字数稼ぎでしかない。
とりあえず穴埋め原稿を作っていく。
三好も先輩を膝の上に載せながらキーボードをたたいていく。
まあ、月刊なのか季刊なのかはたまた年刊なのかもうどうでもいくなってきた。
そして、講習が終わったのか、もう一人の先輩、都島さくら先輩がやってくる。
都島先輩が扉を開けると、あおば先輩が今までで一番の勢いで都島先輩のところに行った。
先輩はあおば先輩を撫でると、俺らに向かって、新聞の進捗状況はどうだなどと部長風を吹かせながら、話をする。
それで部長の仕事に満足したのかあおば先輩と遊んでいる。
あおば先輩を撫でたり抱いたりじゃれあったり。
お願いだから記事を書いてください。
そうこうしてくるうちに顧問の香蓮ちゃん、いや白島先生がやってくる。
あおば先輩は香蓮ちゃんがやってくると同時に机の下に隠れる。
「どうも犬臭いんだけど。」香蓮ちゃんは言う。
都島先輩は
「私のうちに大量の犬がいるからじゃないですか。」
香蓮ちゃんは
「授業中にはそんなにおいがしないんだけれどね。」
三好と俺は
「気のせいじゃないんですか」
って感じの回答をしてしらばっくれる。
犬、何それおいしいの?
なお僕は犬は食ったことがありません。
で一応、香蓮ちゃんに部活の報告をする。
まあ、とりあえず書いた文章の画面を映しているんだけどね。
香蓮ちゃんは
「なんか問題を起こして私の部活を破壊して別の部の顧問にさせられるという余計な仕事を増やさないように。」
というやる気があるんだかないんだかよくわからない回答をしていた。
「あと、新聞部で写真とか記事の取材が必要な部活があれば言うように。」
まあともかく部活の取材とかも手伝ってくれるいい教師なんだか悪い教師なんだかよくわからない。
どうでもいいがこれからは部活も教師の業務じゃなくなるのでこんな文章の意味が分かるのは2023年ぐらいだなという感想を持つ今日この頃。
まあ香蓮ちゃんに、全国大会の部活についての取材についての相談をしておく。
どうせ取材に行くのは都島先輩なんだろうけどね。
昔俺が野球部に行ったらぼこぼこにされたからな。
よくそれで全国行けたと思うよ。まったく。まあ何も言わない俺も俺だが。
とりあえず、今日の活動は終わった。
あおば先輩は都島先輩と一緒に帰るようだ。
最後にあおば先輩を撫でて帰る。
「あおば、おとなしくして。」
あおば先輩は帰れることで興奮しているようだ。
「先輩さようなら。」
僕は最後に挨拶をして部室を出た。
今日もあおば先輩の感触の残りを再度確かめた後、トイレで手を洗った。
部活内FA宣言ク〇ビ〇チ先輩 Tonny Mandalvic @Tonny-August3
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