生真面目委員長の夜は生真面目とは程遠いからバレちゃいけない...待ってバレちゃった

はむちゃん

第1話 出会った

私の名前は加藤 翼高校生2年生。身長は猫背を演じていながら167cmあり、髪は三つ編みにし、普段前髪で目元まで隠して、メガネをかけて過ごしている。その上真面目そうだからという理由で学級委員長に推薦された。そんな私は日々目立たないように過ごしている。


だがそんな私にも秘密はある。それはいつも学校に行く時にはウィッグを被っているということ。そしてウィッグを取ると首まで伸びた綺麗な白髪となっている。そしていつもはメガネをかけて前髪で目元を隠しているが、コンタクトをつけウィッグが無くなることによって、隠れていた目元が見える。


自分で言うのもなんだけど顔立ちは割と整っている方だと思う。だっていつも私服でどこか行くとナンパされるからね。女の子から...


まあ中性的な顔立ちって言うことよ。



まあ、そんな私の一番の秘密は夜中女の子を引っ掛けてホテルに連れ込んでることよ。つまり遊び人ってやつね。男は引っ掛けないよ?だってガチレズだからね。


私のこんな姿を見たら学校のみんなは多分引かれるんだろうなぁって思ってる。たぶん。知らんけど。ていうか私なら引く。


そして今日も私は夜な夜な街に繰り出し女の子を引っ掛ける。











おっ。ちっちゃくて可愛いくて、長い黒髪が綺麗な子発見。今日はあの子にしよ。



「こーんばーんわ」


テクテクテクテクテク


無視された...もっかい!


「おねーさんっ!こーんばーんわ!」


こっち向いた。あっ首振って周り見渡してる。


「私ですか...?」


「そうですよ?こんな時間にこんなところで何してるんですか〜?」


「えっと...おしゃけを飲みに来たの...」


ドキッ...っえ?ドキっていった?嘘でしょ...?今まで引っ掛けた子にはドキドキなんかしなかったのに...それにしても...


「かわいい...」


「ふぇっ!?」


「あぁごめんね?1人で飲みに来たんですか...?」


「えっとお友達と行きます...」


「へ〜私もついて行って良いですか?」


「え?えっと...いいですよ?多分...」


「分かりました!ありがとうございます!それじゃあ帰り道は送っていきますね!」


「えっと...ありがとね?」


はうぅっ。かわいい...というかこの人20超えてるの...身長140前半ぐらいかな?あ〜なんかこの人とはまた会いたいなぁ1回限りの関係じゃなくてお友達から始めようかな...













ここかな?


「ここですか〜?」


「うん!ここ!ここに愛香ちゃんがいるの!」


ズキッ


笑顔で紹介してくれるのは可愛い。その笑顔を私にも向けて欲しいな〜って思ったりする。


「愛香ちゃ〜ん!」


「咲ちゃん〜」


はえ〜咲って言うんだ...可愛い...


「で?そのイケメンさんはだれ?彼氏?もう出来たの?」


「えっと...さっき声をかけてくれて帰り道送ってくれるらしい人だよ...?」








お酒ちびちび飲んでる...解釈一致...かわいい


「咲ちゃん...あなたナンパされたのね...」


「?」


「なんで分からないのかしら...」


「ふんふーん」


「ところであなたの名前は?」


私?


「翼です」


「身長高いわね。何センチあるの?」


「170ぐらいですね」


「やっぱり高いわね...何歳なの?」


「17歳です」


「嘘でしょ!?」


「?嘘はつかないですよ」


「はぇぇしゅごーい。私と6歳差だぁ」


「かわいい...」ボソッ


「ちょっとこっち来てもらえるかしら?」


「?」


「行ってくるね〜咲ちゃん」


「いってらっひゃーい」














「あなたよく女の子引っ掛けてるわよね?」


「!!」


「前1度見た事があるのよ。ホテル連れ込んで犯してそれで終わりなんでしょ?それなら咲ちゃんに近づくのは辞めてちょうだい」


「えっと...いや...です...」


「遊びでしょっ!」


「えっと...咲さんを見て自分が抱いたことの無い気持ちを抱いたんです。だからその気持ち知りたいな〜って」


「...咲ちゃんは最近彼氏に浮気されてこっぴどく振られたの...傷つけたらタダじゃおかないわよ...」


「っはい!」




















「ううっうえーーん」


「咲さん!?どうしました!?」


「咲ちゃん!?」


「ううっなんでっ!私の何がいけなかったのぉぉ」


「私はそんなに魅力がないのぉ...?飽きられたのぉ...?なんでぇ...」


私は泣いた咲さんなんか見たくない...


「咲さん...咲さんに魅力が無いわけないです。悪いのは咲さんじゃ無いです。その浮気したクソ野郎です。咲さんに魅力が無かったら私は声をかけてないです。」


「ううぅ...私悪くないの...?ちんちくりんでおっぱいもないから飽きられたんじゃないの...?」


「むしろ逆です。そこがいいんじゃ無いですか。世の中の女性より一回り小さく保護欲が湧く。笑うと可愛い。そんなあなたに魅力がないなんて言わないでください。自分に魅力がないなんて次言ったら私が許しませんよ?」


「私...魅力があるの...?」


「もちろんですっ!」




「そっか...えへへ。スヤァ」


ヾ(・ω・`) サスサス 髪ふわふわ...凄い泣き疲れたのかな...子供みたい...かわいい...


「ふふっ寝ちゃったね」


「そうですね」


「家まで送ってあげてね」


「もちろんです」


「あっ。襲うなよ?」


「...」


「襲うなよ(#^ω^)」


「ふぁい...」


「というかあなたってもしかして女の子?」


「よく分かりましたね」


「いや。どっちか分かんない。身長低かったら女の子に見える」


「よく言われます...」


「やっぱりねぇ」


「そろそろ帰る?」


「あっそうさせてもらいます」


「咲の家まで送ってくわ」


「ありがとうございます」













「ふみみゅう」


「起きましたか?」


「翼ちゃん...?」


「はい!翼ですよ?」


「えへへ。おはよ」


「おはようございます!」


咲さんの笑顔を見るだけで満たされる。

人を好きになるっていいことだね。
















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



私の名前は日野森咲143cm。おっぱいもないちんちくりんな22歳高校教師志望。大学は偏差値65ぐらいの教育学部でそこそこいいとこに行った。昨日は半年ぐらい付き合った彼氏に浮気された挙句こっぴどく振られた。私のどんなとこが悪いか。どれだけ魅力を感じてないかを20分間言われ続けて振られた。泣いた。泣きすぎて泣き疲れで寝た。ううっ私そんなに魅力ない...?



「こーんばーんわ」


テクテクテクテクテク


「おねーさんっ!こーんばーんわ!」


私!?


「私ですか...?」


っ!何この人...かっこいい...♡はっ!危ない堕ちかけた...


「そうですよ?こんな時間にこんなところで何してるんですか〜?」


「えっと...おしゃけを飲みに来たの...」


あうぅ緊張して噛んじゃった...


かっこいい...どっちかって言うと綺麗?な人?


「かわいい...」


ふぇっ!?あうあう...第一印象はいい感じ...かな...ううっでも彼氏はもう当分いいって感じだし...


「ふぇっ!?」


「あぁごめんね?1人で飲みに来たんですか...?」


「えっとお友達と行きます...」


「へ〜私もついて行って良いですか?」


グイグイくりゅ...


「え?えっと...いいですよ?多分...」


「分かりました!ありがとうございます!それじゃあ帰り道は送っていきますね!」


お礼言った方がいいのかな...?


「えっと...ありがとね?」















ここかな?


「ここですか〜?」


「うん!ここ!ここに愛香ちゃんがいるの!」


「愛香ちゃ〜ん!」


「咲ちゃん〜」


「で?そのイケメンさんはだれ?彼氏?もう出来たの?」


「えっと...さっき声をかけてくれて帰り道送ってくれるらしい人だよ...?」








おしゃけ〜おいひい...


「咲ちゃん...あなたナンパされたのね...」


「?」


「なんで分からないのかしら...」


「ふんふーん」


「ところであなたの名前は?」


「翼です」


翼君...♡はっ!


「身長高いわね。何センチあるの?」


「170ぐらいですね」


「やっぱり高いわね...何歳なの?」


「17歳です」


あっ...うにゅう...犯罪者にはなりたくない...


「嘘でしょ!?」


「?嘘はつかないですよ」


「はぇぇしゅごーい。私と6歳差だぁ」


「ちょっとこっち来てもらえるかしら?」


「?」


「行ってくるね〜咲ちゃん」


「いってらっひゃーい」


いっちゃった...翼くんかっこよかったなぁでも綺麗だったなぁ...♡女の子かな...翼ちゃん...女の子とえっち...翼ちゃんが攻め...♡イける...



ハッ!危ないまた暴走するとこだった...ん!もう恋人は当分いいって決めたもん!作らないもん!


お...帰ってきた




















そういえば私って魅力ないんだもんなぁ...ううっ私の何がいけなかったの...ううっ


「ううっうえーーん」


「咲さん!?どうしました!?」


「咲ちゃん!?」


「ううっなんでっ!私の何がいけなかったのぉぉ」


「私はそんなに魅力がないのぉ...?飽きられたのぉ...?なんでぇ...」


...こんな感じで本心半分泣き真似半分で翼ちゃんの反応を...っ!抱きつかれちゃった...♡


「咲さん...咲さんに魅力が無いわけないです。悪いのは咲さんじゃ無いです。その浮気したクソ野郎です。咲さんに魅力が無かったら私は声をかけてないです。」


嬉しい...♡


「ううぅ...私悪くないの...?ちんちくりんでおっぱいもないから飽きられたんじゃないの...?」


「むしろ逆です。そこがいいんじゃ無いですか。世の中の女性より一回り小さく保護欲が湧く。笑うと可愛い。そんなあなたに魅力がないなんて言わないでください。自分に魅力がないなんて次言ったら私が許しませんよ?」


ゾクゾクゾクッ!ゆるしゃないの...お仕置してくれるの...♡ハッ、


「私...魅力があるの...?」


「もちろんですっ!」




「そっか...えへへ。スヤァ」


あっ酔いが回ってきて眠たい...













「ふみみゅう」


「起きましたか?」


「翼ちゃん...?」


「はい!翼ですよ?」


「えへへ。おはよ」


「おはようございます!」






短編です。もしかしたら続き書くかも... まあ多分書くと思う。タイトルは続き書いたら回収するかも。

咲視点を見てみると実は浮気されたことはあんまり気にしてなかったり...半年間付き合ったのもなし崩しだったり...


企業VTuberになったんですけど同期に幼馴染な恋人がいてビビってる


https://kakuyomu.jp/works/16816927859298634982


こちらもお願いします。

低浮上気味なのは許して...八割ぐらい自分が悪いけど...二割は...学校が悪いうん。義務教育じゃないから行かなくてもいいけどね。まあ行くけど。

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