準備期間!
ドゥシャ!
急いで角を曲がる。
そこには涼介が倒れていた。
涼介!!
急いで涼介に近づくと後ろから何かで叩かれ俺と一斗は気絶した。
ン・・・。
白い天井が見える。隣には一斗と涼介がいた。
刑事さん!目を覚ましましたよ!保健室の先生が叫ぶ。
その時、一斗も目を覚ました。
蒼君、一斗君であってるかな?
私は警視庁捜査一課の水上というものだ。
大雨の中来たからか、少し濡れていた。
この姿を見てわかるように証拠がこの大雨で流されてしまった。だから君たちの証言が今回のこの殺人事件の犯人を捕まえるカギだ。怖いかもしれないが協力してくれ。
君たちの見たことや聞いたことを詳しく教えてくれるかな?
その前に、俺と一斗と涼介をここに運んだ人は誰だか教えてください。
それは、体育科の佐賀先生だ。驚くことに、君たち三人を一人でここまで運んでくれたんだ。
確かに、ムキムキの筋肉お化けだからな(笑)
特に蒼は小さいからな。
うるせぇ!一斗はあそこが小さいだろ!
そこまでにしておけ。
まぁ、そんなに元気なら今夜も安心だな。
え?今、今夜って言いました?どういうことですか、刑事さん。
あぁ。そうか。気失ってて知らないのか。今、この学校は孤立している。
この姿を見てわかるように、大雨が降っている。この大雨でゆういつの山を下りる道が崩れてね。帰れないんだ。
あと、今携帯を確認してみ?圏外だから。この大雨で電波塔が壊れたらしく、外部との連絡手段がないんだ。
電気は保健室の分だけ発電できる発電機があるから保健室は明るいよ。でも、他の教室は真っ暗だね。
今残っている人は、保健室の先生一人と、私佐賀と、君たちの担任の先生の桂先生、そして蒼君と一斗君、涼介君、事情聴取してた野球部の若崎君、野岸君、一つ下の道長君、小佐川君だね。その他は大雨の予報だったから帰らせたよ。
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