けものの名前 その周り
大塚
連載を終えて
(こっちの記事にはネタバレないです)
・はじめに
もともと『けものの名前』は今年の6月4日〜5日にかけて開催されたオンラインイベント『男と男の巨大感情』に合わせて出す新刊のつもりで書き始めた原稿でした。紙の本になる予定でした。ですが、同時進行で執筆していた『指を拾う』を入稿したあたりで、これは『指を拾う』よりだいぶ長くなりそうだし(指〜は約5万文字)、どう考えてもイベントに間に合わせるのは不可能だな……と思い始め、次回のイベントに回すorやれそうなら連載というものをやってみよう、と思って温存することに決めたのが5月中旬〜下旬の話です。確認したところ、5月17日〜23日のあいだに1万8千文字ほど書いていたようです。イベントに間に合うわけない。悪あがきをしなくて良かったです。
・ジュージさんありがとうございました
『連載』というものに関して言うと、カクヨムでフォローしている方々の連載を、読者として楽しむ毎日でした。自分では連作短編をやることはあっても長編連載は無理だろうという先入観があり、一度も手を出したことがなかったのです。
けものを書いている間は尾八原ジュージさんの『巣』が佳境に入っていて、もうめちゃくちゃ盛り上がっていました。こんな風に盛り上がれるのすごいな〜自分だったらどうなるかな〜と思いつつ「ストックが1万8千文字あるから見て見てしたい」というような旨をツイートしたら、まさかのジュージさんご本人から! 見て見てしなよ〜という感じで背中を押していただき、今めっちゃ『巣』を書いてるジュージさんがそう仰るなら出してもいいんじゃない、1万8千文字……ストック富豪って言ってもらっちゃったし……という感じで連載を始めたのでした。ジュージさんに背中を押してもらわなかったらたぶん途中で飽きて2万文字ぐらいでお蔵入り(数年後に蔵を開けて「なにこれ…」ってなる)していた気がします。尾八原ジュージさん、改めて本当にありがとうございました。けものは1万8千文字から10万文字超に成長し、無事完結しました。
・MacBook Air先生とプランクと私
毎日更新は予想していた通りハードルが高く、でも始めてしまったからには終わらせたいという気合いだけで毎日原稿を触ってました。今年の頭に清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入したMacBook Air大先生が大活躍してくれました。助かりました。スマホで書いてもここまで来れたかなぁと思うと正直自分個人としては微妙で……10万文字もあると読み返したり確認したりできなくて混乱しまくりそう。あと原稿触りながらなぜかプランクも始めました。プランクも進捗も誰かに見張ってもらえると言うのは良いものですね。サボると謎の罪悪感が湧いてきてヤバかったので、Twitterに毎日結果を放流するというのはとても良いなと感じました。今後の一次創作以外の活動(わりと二次創作やる民なので)も文字数だけは今日の進捗!って報告していきたいです。
・まとめ
基本的にキャラ小説書きでして、キャラが先、ストーリーは後、みたいな面があるので、けものには15年来の付き合いのキャラからここ最近登場したキャラ、さらにはけもののために新規参戦したキャラまで色々な人物を出せてとても楽しかったです。人間が多すぎてすみませんでした。少しは削れ。いや削らない。次のページには登場人物一覧(ネタバレあり)を載せたいと思うので、興味がある方はぜひご覧になってください。この先も何かと長い話に挑戦してみたい気持ちはあるので、その際にけもので暴れていたあいつやこいつが出てくる……かもしれない……分からないですが、この人好きだなとかおまえいい加減にしろとかキャラに対して何か感じていただけたらとても嬉しいです。
この度は本当にありがとうございました。書き終えることができて良かったです!
大塚
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