第2話 猫インザアイス

夜寝苦しくて目が覚めました。


最近の夏の暑さは異常ですから気持ち良く寝れるようなものではありませんね。


寝ている間に水分が出たのか喉が渇きます。


冷たーい氷を入れてキンキンに冷やした麦茶が飲みたいですね。


氷~氷~♪


ガラッと冷凍庫を開け、製氷皿から氷を出そうとするとなんと製氷皿には凍った氷ではなく沢山の猫が入っていました。


製氷皿の氷サイズに合わせたような小さな猫です。


一匹一匹がにゃーにゃー言っていて大変愛らしいです。


夢でも見ているのでしょうか?


試しにもぞもぞ動いている愛らしい猫を摘まんでみました。


冷たーい、ヒンヤリしています。


氷が猫になったかのように冷たいです。


試しにコップに麦茶を入れて、摘まんだ猫をインしてみました。


ちょっとびっくりしたような表情の猫は気持ち良い顔で泳いでいます。


冷たーい麦茶に麦茶に浮かぶ猫…


夏の蒸し暑い夜にはとても癒されます。


何だか夏の暑さも吹き飛んでしまいました。


今日は気持ち良く眠れそうな気がします。


開けた窓からは心地よい風が吹いてきました。


おやすみなさい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る