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鬼の陰謀と呪いの結果とはいえ、主人公が年単位で国ぐるみの嫌がらせを受けていたのに、ざまぁは本人と関係ないところで成され釈然としない不完全燃焼感が。あと対鬼の最前線であり鬼の天敵組織なのに、鬼の弱い間接的な呪術にすら対抗出来ないのかと。本作を読んでコメディとざまぁの食い合わせの悪さというモノをとても感じました。本作の粗筋はそのままに、ざまぁを大増量してシリアス路線にしたものを読んでみたいです。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
今回の術式にかかったのはいくつか理由があって
・前回の剣聖が優秀すぎて結界が長続きしすぎたため、平和な期間で島内の剣士、術士の弱体化が進んだ
・龍頭の前当主が武家として無能だった
・剣聖が双子で生まれたために、剣聖に対する呪術的な弱点が生まれた
・術者が稀代の呪術師だった
・単純な間接的な弱い術式を個人に向けて単発で打ち込んでいたわけではなく、弱い術式をそれぞれの脆弱性を補う形で、巨大な図画のように島全体に展開していたために島民は全く気づけなかった
・主人公が優秀すぎて術の隠蔽を超える被害が発生しなかった
理由としてはこのあたりですね。はい、人類が弱くて、鬼がすごかっただけです。
このあたりの敵対者が優秀で、主人公が呪いにかかって、というのはヘラクレス、クー・フーリンなどの神話の英雄を参考にしています。
幼少期に呪いをかけられたり、最強の英雄でも搦手と女に弱くて弱点抱えるみたいなのいいですよね
あららもう滅亡待った無しですね