第22話



ダイニングテーブルに色とりどりの食事が並んだ頃、ガーネットがダイニングにやって来た



「ただいま帰りました」


下半身を折り曲げ、その場で少し沈んだ

どうやらこれも挨拶のようだ



「ガーネットか、遅かったな」



「えぇ、少し筆を走らせておりまして……」


「そうか」



「私も手伝って参ります」


キッチンへ向かおうとしたところでアルミナとぶつかりそうになった



「お姉ちゃん!

もう運ぶのないよ、座ってすわって♪」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る