無有の泡沫

創意工夫 

第1話

「日本の昔の言葉に“泡沫”ってあるじゃん?」


「なんかかっこいいよね。」










将来的には何もなく、普通に暮らしてると思っていた。

10で病に負われ、13で起き上がれずに15で天までの階段を登る。



儚い夢こそが、本当の泡沫だったのかもしれない。











「ムユウ!!ムユウ!!起きて!!」


シリアスな顔をした女性が肩をゆする。


「すみません。どなたでしょうか。」




〝夢を見た〟

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無有の泡沫 創意工夫  @souikuhu

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