第45話

後日、ハマイルさんと会い、借りている部屋を年間契約にして今後のリーンハルとルーニーの拠点とした。


僕達はアメールに来ていた。ランバートさんと会って話しをする為だ。


僕達の拠点を一次的にアメールのギルドにして、ここのギルドを中心に活動する予定であると、また拠点はアメールだが活動の中心はあくまでも魔族と森となる。


「しかしリオン。何でこのアメール何だ? 魔族の森なら首都でも良かったんじゃ無いのか?」


「ランバートさんでないと駄目なんですよ。相手はドラゴンです。ギルが認めたランバートさんで無いと意味が無いんです」


「お前、絶対面倒事をたくらんでいるだろう。お前がアメールのギルドと関係が有るとわかると若造達が増えるだろう。それはそれで少し迷惑なんだが」


「ランバートさん、冒険者を育てるのもギルドの役目ですよ」


「それにAランクのパーティーがアメールが一次的に拠点にすると言うことは、若者ではなくある程度実力が有るものが来ます。それと実はここにドラゴン族の若者を置いて欲しいと思っておます。お願い出来ますか?」


「誰がくるんだ。」ランバートさんが凄いめんどくさいといった顔で見てくる。


「ギルがもうすぐ来ます。その時に話し合います」


「リオン、お前絶対俺達を使いがっての良い奴だと思ってるだろう」


「違いますよ。ランバートさんとサンリューチュさんは僕が信頼している人だからです」


よけいに悪いだろう。ランバートさんがボソッと言う。


ランバートさんとの話し合いの最中ギルが到着する。

「リオン。私にを呼び出して、戦争でも始めるつもりか?」


「ギル、少しの間ガンスの所に行こうと考えている。アメールに誰か置いて欲しくてその相談」


「お前、母親の事は聞いたか?」ギルが僕を見て睨む。


「うん、聞いた。良くわかならい事も多いけど、僕が直接会う必要が有ると分かった。これからガンスの所で準備してから迎う予定」

やっぱり母親の話しを思い出すと辛くはなる。


「わかった協力しよう。我々は同族殺しを否定している。リオン、すまんがよろしく頼む。お前にも辛いことだと思うが、お前が解放してくれ」


「ランバート、ここにマーマン ハバルを常駐させる。我々は念話と言う技術があって、離れた場所でも同族同士は話しが可能だ。何か有ればマーマンに伝えるといい。あいつが色々とやってくれるだろう。」


「わかったよギル」

ランバートが仕方ないといった感じで返答をした。


ランバートさんとギルにお礼を伝えると僕達、ギルドの東に迎いセイフティーゾーンに来る。ガンスが座って休んでいた。

「ガンス、待たせてごめんね」


ガンスが僕達を見て早速行くぞ。言ってドラゴンの姿になる。みんなでガンスの村に行く。


ガンスが暮らす村は以外に広く辺りを柵でおおいモンスターが入れないようになっている。森の奥、崖の下に、半径500mに渡り柵を造りその中で多種多様な種族が暮らしている。


村につくと魔族のマルチーズ ルモンが出てきた。

マルチーズ ルモンは魔族の中でも特に位の高い魔族で第八魔王の称号を持つ。ガンスの右腕だ。こんな連中がごろごろといる。


「ガンスお帰り。リオン達を置いてきぼりにしてないだろうね?」


「ふん、俺がそんなことするわけないだろう」


僕達はガンスから降りてマルチーズの前に出る。

「久しぶりです。マルチーズ。これからす少しの間よろしくお願いします」


「リオン、久しぶりじゃないか。やっと君もここに来れるだけ認められたのかい?」


「どちらか言うと逆かな、弱いから鍛え直すって、言われているから」


マルチーズが笑いながらガンスを見て、ガンスに素直じゃないなと言ってさらに笑う。


「マルチーズ、僕の仲間を紹介するよ」

そういってアルネ、カーリ、リーンハル、ルーニーを紹介した。


マルチーズが村の住人を紹介してもらった。

ドワーフのハンキーさん 刀鍛冶

獣人族 狼族のタイタンさん 村の警備担当

ダークエルフのサーサンリーさん 魔術師

エルフのアルベルトさん 白魔術師

人族の夫婦 ナニーさんとディイナさん 農家

夜の警備を担当しているバンパイアのカンバレルさん。


この人達が村運営を行っているらしい。


他にも魔鉄を採掘するドワーフの人達。

タイタンさんについている獣人族の人達


野菜や草木を育てるエルフの人達など合わせて約200名程いるらしい。


僕達は1軒屋に案内され、ここを使うように言われる。


荷物を置いて外に出るとマルチーズからみんな武器を渡された。この武器はドワーフのハンキーさんがつくった特別な物らしく、これから倒しに行くモンスター専用のものらしい。


マルチーズについて村を出て歩くと20分としないで岩場に出る。

マルチーズから説明を受ける。

「これから出て来るモンスターをみんなで倒してもらう。このモンスターは貴重な物で魔石が出たら全部ハンキーに持っていく。いいね」

「後、このモンスターはレベルアップする事で有名なモンスターだよ。強くは無いけど硬い。ハンキーから借りたこの武器じゃないと倒せないから」


全員、息を殺しモンスターが出るのを待つ。

ゲーゲーとビックフロックの泣き声が聞こえる。


岩場に現れたのはゴールドフロック。金属性のビックフロックだ。存在は知っていたが見るのは初めてだ。


5人で近づき一斉に剣をゴールドフロックに突き刺す。誰かの剣が核を捕らえゴールドフロックが倒された。

みんな一気にレベルがアップした。


リオン

レベル38

最大HP20000

最大MP25000

職業 テイマー、魔法戦士

耐性2/C

俊敏1/C

胆力2/C

筋力2/D

知力5/C

幸運5/C

索敵察知に変更6/E(察知レベルが60%上昇)


魔法 レベル

火魔法3/C、水魔法6/D、風魔法7/D、土魔法3/D、光魔法8/C、闇魔法9/E 結界魔法 8/C


基本スキル 剣術 8/B 槍術4/E テイムスキル 9/B 身体強化 6/B 筋力強化3/D(筋力を90%上昇 MP15使用) 体術 5/C 闇目(夜も昼と同じように見える)

隠匿(敵ち無からること無く移動ができる)威圧(敵を威圧して圧倒する)


カーリ

レベル40

最大HP 28400

最大MP20000

職業 武術家、狂戦士≪獣人専用≫

耐性8/C

俊敏6/C

胆力1/A

筋力5/A

知力6/B

幸運8/C

筋力超過3/A 狂戦士特有


魔法 レベル

火魔法3/E、土魔法8/D


基本スキル 剣術9/B 槍術4/B 身体強化5/A 筋力強化4/A(筋力を90%上昇 MP5使用) 体術5/B 跳躍3/B 短剣9/A 鈍器7/A 盾3/C



アルネ

レベル40

最大HP 20103

最大MP49000

職業 魔法戦士、魔術師 黒い精霊≪ダークエルフ専用≫

耐性8/D

俊敏6/D

胆力5/B

筋力3/C

知力9/A

幸運8/B

魔力自動回復 3/A 黒い精霊専用


魔法 レベル

火魔法8/B、水魔法6/B、風魔法7/B、土魔法2/B、光魔法3/E、闇魔法9/S、精霊魔法5/B


基本スキル 杖術 5/B 剣術 4/E 闇目、闇衣(隠匿の上位スキル)、精霊スキル、


リーンハル

レベル25

最大HP8000

最大MP5050

耐性5/C

俊敏9/D

胆力6/D

筋力6/B

知力3/C

幸運5/D

気配察知8/D


魔法 レベル

火魔法1/D、水魔法5/D、風魔法3/E、土魔法5/E、光魔法5/C、闇魔法6/E


基本スキル 剣術 3/E槍術1/E 体術3/D 身体強化 3/C 筋力強化5/E(筋力を50%上昇 MP10使用)


ルーニー

レベル 24

最大HP7500

最大MP4200

耐性5/D

俊敏9/D

胆力6/D

筋力5/D

知力3/D

幸運8/D

気配察知3/D


魔法 レベル

火魔法5/E、水魔法2/E、風魔法1/C、土魔法5/E、光魔法5/C、闇魔法0/F 神性魔法 8/D


基本スキル 剣術 2/D 杖術8/E 身体強化 2/C 筋力強化5/D 闇目(夜も昼と同じように見える)

神性耐性(神性魔法を使う耐性)


それぞれに一気にレベルが上がった。さらに驚いたのがリーンハルとルーニーだ。

リーンハルは、魔闘術。ルーニーは神性魔法の才能がある。


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