第7話

「失礼、私は辺境都市のギルドマスターをしている オラン マーサ、オランでいいわ。アメール村のランバートは冒険者だった時の友達なの。貴方の噂は聞いていたわよ」


「有り難うございます。オランさん少しご相談したい事が有ります。時間を頂けますか?」


オランさんが不審な顔でこっちを見る。


僕は気にせずギルドカードを取り出す

「1度、カードのレベルを見てもらえますか?」


「何か変に感じる所があるのね。いいわ見せて」カードを渡しステータスを開示した。


「理由はわかりません、でも、もしかしたら呪いの類いも考えられますね。調べましょう」オランさんが強ばった表情を見せる。


「防具をふくめ持ち物を出してくださいちょうだい。ここで全て確認します。呪いの魔道具は都市にいれることが出来ないわ。何か心辺りはある?」


「はい。この革鎧なんですが、成人の祝いにライナーとマターからもらいました。

2人の襲撃を開ける前に革鎧が光りました。死亡したマターの話しによると着けた者が死んだ時に光、マターに死亡を伝える役目があったようです。

僕は地下に避難してマターに直接あってはいませんが話しは聞こえました」


オランさんが呆れた顔ですこっちを見ている「まずはその革鎧を脱いで渡してくれる?それから調べるわ」


革鎧を脱いでテーブルに上げる。オランさんが解呪師を呼び、解呪が始まる。およそ15分位で終了した。


その後持ち物全て確認したが革鎧以外は問題無かった。革鎧の処分をオランさんにお願いする。 オランさんから紙を渡させる。


請求書? ジュ、ジュウ万リル   10万リル・・・そんな大金持って無いよ。


「オランさん、10万リル何て大金持って無いです。どうしたらいいでしょう?」


「辺境伯に合って話しをすれば。選ばれなくても報酬が出るわ。報酬は10万リル。当然ギルド経由。だから心配いらないわ」


いや。聞いた話しと違うけど

「オランさん、ランバートさんからそんな話しは聞いていないです」


オランさんが呆れた顔で空を睨む。


そのまま辺境伯の領地に入る。先ずは今日の宿に向かう事になった。


辺境伯が試験を受けにきた者に停まるように指定した宿がありそこを目指す。


オランさんについて進む、農園の中に建物があった。誰かの住宅だと思われたがそこは農園の管理施設の建物。その奥に木々に隠れて建物がありそこが今日の宿だと言う。


宿に入り手続きを済ませる、オランさんも今日はこの宿に泊まる予定らしい。


荷物等を置き食堂に来る、いかにもテイマーとおぼしき人が何人かいた。他にも戦士、魔法使いとおぼしき人も見受けられる。オランさんが僕のテイブルに座り「何か食べよ」と言って食べ物を頼む。


「どうだ、なかなか曲者ぞろいだろう?」

オランさんが笑いながら小声で話す。


「皆さん、冒険者としてのレベルが高そうですよね」


「あ~そうだ、もしかするとステイタスに変更が見られるかもしれない。カードを見せてくれるか?」

「わかりました」

カードを出して外の人に見えるないようにステイタスを表示した。


レベル7

最大HP520

最大MP700

耐性5/C

俊敏9/D

胆力6/D

筋力5/C

知力3/C

幸運8/C

気配察知w/D 索敵察知に変更4/D(察知レベルが40%上昇)


魔法 レベル 火魔法9/E、水魔法2/E、風魔法7/F、土魔法9/E、光魔法5/C、闇魔法1/F 基本スキル 剣術 2/C槍術4/E


テイムスキル1/C 身体強化 2/C 筋力強化5/D(筋力を70%上昇 MP15使用) 闇目(夜も昼と同じように見える) 余りの変化におとろきを覚える。


オランさん曰く

「防具の呪いに耐えた事でスキルレベルが異常に上がったと思われる。あの防具は着けた者の命を奪う物だろう」 そう言われた。


今後は辺境伯から朝呼び出しがありその呼び出しを受けた後に辺境伯の所まで向かう、その際オランさんも一緒に行くのでそれなでこの辺でゆっくり出来ると言われた。


食事のあと部屋戻り、本取り出し読み出す、今回取り出したのは、テイムしたスライムと魔法の連動するわ方法についてかかれた本だった。


《先ず、スライムは各々に魔法特性を持っている。レベルが高いスライムになればなる程使える魔法がより高度でより強いものになる、私がテイムしたゴールドスライムはレベル99で全属性の魔法に精通。その能力も素晴らしく高く。初級魔法のフレアで一つの山が火の海となり、ウオーターで辺り一帯に洪水が置きた、私はその時に確信した。テイムしたスライムを使い魔法をつかえばスライムのレベル×自分の魔力が、いわゆる魔法の力だと。


その後様々なスライムをテイムしてその事を証明する。テイムしたばかりのレベル1のスライムは1×1。 スライムのレベルが上がらない事には魔法のレベルに影響無し、 レベル3のスライムを使用、私の魔力を3にした場合3×3の威力を発揮した。


ここで有る疑問が出た。テイムしている外のスライムを一緒に使うとどうなるか? 結果はレベル3とレベル4の火属性のスライムで試した。私の魔力レベルも3に設定、効果はすごかった初級のファイアーボールが中級のファイアーランスを超え超級魔法と間違えるかの威力を発揮した。


詰まり3×4×3の威力を発揮したのだ。 何回か同様の実験を行い試した所スライムの相性が有ることを発見。常日頃から、スライム同士の相性を確認するなど訓練も必要になる》


何か凄い内容だな。本当にこんな事が有るのだろうか?夜もふけて来たので寝る事にした。


翌日、広い空き地を見つけ練習をする。ライナーの妹だと、頭をよぎる。

気持ちを落ち着かせもう一度始める。集中力が増すと余計な事は考えもしなくなる、一気に集中力を高め剣を振る。


朝ご飯を食べる為に食堂にきた。皆さん早々とお出かけのようで1人しかいない。くつろいで朝ご飯を食べ終わった頃、オランさんがきた。

__________________________________________________

気が付いたら順位が800番代になっていました。

(゜ロ゜!!!!!!!!!!!!!!!!!

読んで頂く皆様のお陰です。有り難うございます。

今後も頑張って生きます!よろしくお願いします。

(o^O^o)

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