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目次
月の残骸
触ったら
砂になって
消える
まるで
月の残骸のようで
さらさらと
黄金の砂
甘い言葉
過ぎゆく日々
美しい？
思い出は美化されて
モノクロームの笑顔
フォトフレームに飾りたくない
現在進行形で
君が隣にいて欲しい
月の残骸を愛おしむよりも
どうせなら
その骸を抱きしめたい
思い出はアルバムに収めて
擦り切れたポケット
写真は色褪せても
美しくなくて良い
君の声を現在進行形で聞きたい
まるで月の残骸のように
朽ちてしまっても
それはそれで良い
衝動
だって
抑えられない
やっぱり
君が
好きなんだ
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