◆Don't stop the music!(from 内気な少女と人気者の彼)
この場所で
同じ空気を吸って
視線が絡んだら
鳴りだすラブソング
♠ 棲む世界が違うって
同じ場所にいるのに
♢ 釣り合わない、釣り合わない
♠ 君が気になる
それだけじゃダメ?
♢ 思い上がってる 舞い上がってる――。
そんな言葉が溢れて
交錯して
自信がない 無心でいたい
関心ないふりをして?
この場所で
同じ空気を吸って
視線が絡んだら
鳴りだすラブソング
音が鳴って
手を打ち鳴らして
指先が触れて
心臓がバスドラのように打ち鳴らして
♢ 聞こえた?
♠ 聞こえた?
♢ 聞こえた?
♠ 聞こえた?
メトロームにリズムを合わせて
深呼吸してみても
狂いっぱなしの18ビート
タイミングの悪い恋人
目の前通り過ぎて 妙に意識して
そんな時に限って、指先が触れる
この場所で
同じ空気を吸って
視線が絡んだら
鳴りだすラブソング
紐解いたら、止まらない物語
パタパタ、風がページをめくって
飛ばされた栞
指先が触れて
この場所で
同じ空気を吸って
視線が絡んだら
鳴りだすラブソング
指先触れて
鳴り出す音楽。
止まらない物語。
音符、溢れて。
活字、零れて。
言葉、漏れて。
♢♠ 君のラブストーリーに
♢♠ 私を(俺を)描いて
飛ばされた栞
指先が触れたら
音楽が、止まらない。
■■■
内気な少女と人気者の彼
https://kakuyomu.jp/works/16816700429074311616
【あらすじ(作品頁より引用)】
内気な性格の綾瀬文栞は、ある日図書室でクラスの人気者である長瀬が本を借りて行くところを見かける。
そこから徐々に二人の交流が始まっていき――
2022/2/12 本編完結しました。
written by金石みずき 様
________________
ファンポエムを書くにあたって
どの作品でも大丈夫と、金石みずき様に言っていただけて。
これまでずっと悩んでいたのですが、
この作品にさせてもらいました。
j-popのカラオケ的なイメージで書かせてもらいましたが、あの二人の感情の錯綜はやっぱり本編を読んで欲しいところ。
あくまでファンポエムということで、ご容赦いただきたい。
本編の話をすると、二人の心情気になるのに
基本、主人公の文栞ちゃん視点で。それが、またジレジレするんですけど。
作者様の優しい文体と相まって、変わろうとする女の子の姿勢。
それから、恋を自覚する女の子の、ひたむきなまっすぐさを感じて。
心が温かくなったのを、今でも憶えています。
読みやすい文量。このボリュームで完結というのも、本当に読みやすいなぁと。
そういう意味でも、勉強になります。
改めて、金石みずき様。
ファンポエムを快諾してくださり、ありがとうございました!
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