第46話 ウチのマンドラゴラさんがぶーたれています。


みなさん。こn 「ぬぅ〜ぼぉ〜⤵︎⤵︎」 tは。

ルーk 「ぬぼぉ〜⤵︎⤵︎」 dす。


今、ダンジョn 「ぬぅぼぉ〜⤵︎⤵︎」 d1階層を攻略中………。


「ぬぼぉ〜⤵︎⤵︎」


………。

…………。

……………もう! いい加減にしてください!


あの後……色々と問い詰めたところ……一つの真実が………。

ドラゴさん……〝マンドラゴラ収納〟をすると……大きさが変わるのです……。

収納すればするほど……大きく? 成長? する事がわかりました……。


いつもは膝上くらいの身長が………今は臍くらいあります。

そして、それに追従して………体重も増えるわけで………。

抱っこも背負うのも拒否し……歩いてもらうことにしました。



「ぬぅ〜ぼぉ〜⤵︎⤵︎」



はい……ぶーたれています………。

ウチのマンドラゴラさん………ぶーたれてます。

さっきから……ちょいちょいカットイン………。


でも、甘やかしません……僕は育児に厳しいのです!


………ってのは言い訳で………。

余裕が無いんです………最低ですよね……分かってます……。

はじめてのダンジョンに、魔獣に魔物………おまけに罠です。

はっきり言って……一杯一杯です………。


皆さん忘れていません?

僕……冒険者ですよ………(泣)


はぁ……はぁ……


自然と息が荒くなる………。



「ぬぼぉ⤴︎」


………。


「ぬぼぉ!」


…………。


「ぬぼぉ!!」


な、なんですか!?


「ぬぅ〜ぼぉ〜⤴︎⤴︎」


………早く言え? ………任せろ?


「すぅ〜〜〜〜〜〜」


……えっ? ちょっと!? な、なにs………


「ぬぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


〝ズガガガガガガガガガガ!!〟

〝ゴガガガガガガガガガガ!!〟

〝GYAYAYAYAYAYAYAYA!!〟

〝KUKYAKYA KYAKYA KYA!!〟


………。

…………。

……………結論……『ダンジョン×洞窟タイプ×マンドラゴラ砲=〝ドラゴさん無双〟』………。


辺り一面に落ちる魔石とドロップ品に…………発動済みの罠………。

はい………この階の攻略終わりました………。


………想像してた……ダンジョン攻略と違う………。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る