第6話 街に……入れない……だと……!?
ルークです。
さて………いきなりですが………僕は困っています……。
非常に困っています……。
予想より……遅く街へ到着したのですが…………。
……。
………。
…………えぇ〜い!! うっと〜しい!!
9匹? 9本? 9株? のマンドラゴラさんが……ワチャワチャと僕の身体を使い遊んでいるのです。
肩から飛ばない! 服を引っ張るな……こら!! 髪にぶら下がるな!!
こんな状態だったので………街に入れませんでした……。
もうね……門番さんの目……不審者を見る目だったよ……あれ……。
追い払われました……門番さん……まじめに仕事しすぎ……。
さて、街から外れて……一度、森の縁へ戻る。
はい! 整列!
……。
………。
…………はい。みなさんが静かになるまで5分かかりました……。
今となっては、村にあった教会のおじいちゃん司祭の気持ちがわかります……。
大切な話があります……。
はぁ………とりあえず………ドラゴさん以外はここで待k………痛い! 痛い!!
一斉に襲ってこないで!?
マンドラゴラさん達が、いきなり全員で襲ってきた。
髪を引っ張られ、ポコポコと殴ってくる。
なに! なに!? ついていく!?
いや……ダメでしょ……? だから無理だ………って痛い! 痛い!!
……。
………。
…………ハァ、ハァ、ハァ………。
なんとか全員を土に植えて落ち着かせる……。
生まれて初めて……鎌を……スコップとして使ったよ……。
でも、これは一時的なこと……。
少し……離れようとすると………
土から飛び出して………ポコポコ祭り………正直疲れました……。
打開案が出るまでは……森で生活するしかない。
はぁ〜。 今日の召喚をしておくか…………。
……僕って馬鹿でしょ? 余計増えて……街に入れないのに……貧乏性なので……召喚です……。
「〝マンドラゴラ〟召喚!?」
おっつ!! 突然頭に響く………軽快な……音楽?
わからない時はスキルチェック。
「ステータス!!」
〝ブン!!〟
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名前:ルーク
年齢:12歳
MP:20/20
状態:健康
称号:
スキル:マンドラゴラ Lv.2(10/20)
▶︎マンドラゴラ耐性 Lv.MAX
▶︎MPを9使用してマンドラゴラ召喚
★(new)レベルアップボーナス MP 10%減
▶︎(new)ドラゴさんのマンドラゴラ収納
===========================
うん……レベルが上がって……なんか増えとる………。
⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘
※こちらもよろしくお願いします。
それ行け! 僕らのトレント団!!〜某国王子がもらったスキルは〝植林〟でした。まぁ、普通に追放だよね(笑)〜
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