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  • 時、来たるへの応援コメント

    石坂と申します。どうぞよろしくお願いします。
    以下、独自解釈で感想を記載させていただきます。
    作者様の意図していないことを書いてしまうかもしれません。
    先に謝らせていただきます。すいません。

    冒頭、いつも見ている景色が、それまでとは違った装いに見えてしまう。どうしてそう感じるのか、感じてしまっているのかを作中の『僕』は終始本当にはわかっていなくて、だからこそ、視界に入る様々なことから様々なことを考えてしまっているんじゃないか、と。
    体の内から湧き上がる筆舌しがたい感情、葛藤が筆者の言葉でよく表現されていて、憤りが強く伝わりました。特に、印象に残ったのが下記の文章。

    “保健室登校なんて格好悪いと信じて、真面目に教室に通い続けた。休むことを悪だと思っていた。その所為だろうか、大学に入って初めて授業を休んだ時、こんなに簡単なことだったのかと拍子抜けしたことをいる。そこから崩れていった”

    そこから崩れたていった、の《そこ》という表現がなんとも切なく感じました。一度超えてしまったハードル、故なのでしょう。もしここで『僕』の選択が異なっていたのなら、何かが変わっていたかもしれない、というifを思い描きました。
    続く自問自答、母親からのline。母親へのメッセージと、以降穏やかではない感情と行動が『僕』の中で渦巻いていますが、それでも考えることを放棄していない『僕』には、バッドエンドではなく、希望がきっとまだあると私は考えてます。私は『僕』の未来に幸あることを祈っています。
    そういう余地も……ありますよね? ウノさん。

    以上になります。
    とても良い読書体験をありがとうございました。
    失礼致します。

    追伸。
    レビューにするかどうか迷って、こちらに。
    カクヨムの機能は迷います。