第二十一話

「彼は……」と豆腐が言おうとすると「知ってますよ、カナンの主でしょう」とニラヤマが答えます。


 灰色の髪にハイライトのない黒塗りの瞳、白黒のスポーツウェアと彩度のないアバターは、豆腐の前に来るといきなり言いました。


「あ、本題に入って良いですか。そちらも『災厄』を止めるために動いているんなら、協力しませんかって話なんですけど」

「……災厄ってなんです?」


 ニラヤマが至極真っ当な質問をして、その答えと豆腐が帯びたもう一つの使命について聞かされます。


「そんな重要なこと、なんで先に……って、あーまあ、そうなりますよね」


 豆腐も若干気まずくなって黙りますが、そもそもの原因はニラヤマが初対面で『災厄』の主としか思えない契約を求めたことでした。


「私だと思っていたから黙っていたけど、今の状況からしてミズナラ以外に有り得ないってことですね。依然として最も支持を受けている契約の箱は『知恵の実』で、正式サービスで願いを叶えられるのはミズナラですから。だけど……それは例えば、ミズナラがEDENの滅びやそれに繋がることを願うってことですか?」

「そうとも限りません。本人としては善いと思った機能が将来的に不利益を生じたり、ましてミズナラさんの『知恵の実』は、大勢のユーザーと視聴覚を通して願いを同期している可能性もありますから……そういえばニラヤマさん『律法体』と契約してたんですね。妙な巡り合わせもあったもので」


 豆腐からすればニラヤマと“カナン”の主が、当たり前のように言葉を交わしている方が不思議な光景でしたが。


「ミズナラ自身というより、それを支持している『知恵の実』の持ち主たちとの最大公約数的な願いが、その災厄の可能性がある」


 ニラヤマがそう言った時、豆腐はニラヤマが乱入してくるまで感じていた閉塞感を思い出します。


「彼らの願う『終わらない放課後』に紛れ込んだ、負の側面か……」


 それは確かに『災厄』の原因として有り得る話でしたが、今の楽しい時間がずっと続いて欲しいという真っ当な願いに起因しているのです。


「違うよ、ただの痴話喧嘩でしょ?それがEDENを巻き込んだ派閥争いになって、極端すぎる願いごとをしてしまいそうってだけでさ」と、聞き覚えのある別の声がします。


 豆腐が「ムロト、貴様……」と言いかけるのに被せるようにして「ムロトさんとは協定を結んで、さっきも噛ませ役を演じてもらってたんです。話すと長くなるんで割愛しますがね」とニラヤマが他の二人に向けて紹介します。


 それでも何か言わないと気が済まなさそうな豆腐に、ニラヤマは「恨みがあるんですよね、許せませんか?」と“カナン”の主を一瞥してから笑いかけます。


「……痴話喧嘩だったら、どう対処する」


 豆腐の渋々といった問いに、ムロトは慣れたことのように「なるべく互いの悪口とか、嫌がらせが起こらないように仲裁するかな。場合によっては衝突を避けて、コミュニティを株分けするけど仲直りは難しくなるね」と言いました。


「じゃあ、前者ですね。さっきの時点で『弾かれインスタンス』の方でやったみたいに、ミズナラの権限を『知恵の実』の本体ごと刈り取ることはできたんですけど。今は何かしらの説得を行うにせよ、ミズナラが居る場所に辿り着かねばならない」


 そう言われて初めて、豆腐は本会場からミズナラの姿が消えていることに気付きます。


「何故言わなかった!?」

「こっちの話がまだ済んでいないからですよ、豆腐。さっきまで喧嘩してたのに考えを改めないまま行って、事態が改善すると思いますか?」と言われれば、豆腐も黙るしかありません。


「昔さ、ミズナラに――元カノと別れたって話をされた時、その人のこと女だから好きになったのかって聞いたんです。違うって言ってた、その人だから好きだったんだって。

 その人と過ごした時間が、その人の表情や振る舞いが、生き方を見ているのが好きだったって。私はそういう感情が生まれてずっと分からなかったから、少し羨ましいと思った」


 ニラヤマはそう言い終わると、豆腐の方を見ました。そこで豆腐はようやく、ニラヤマが既に自分の正体を知っているのだと、知っているけれど知らない振りをして『使命』に付き合ってくれているのだと気付きます。


「ねえ豆腐、もう一回聞くけどさ。どうしてミズナラをワールド製作に誘ったんですか?」


 好きだったから――今でも好きだからだと、豆腐は気付きます。

 けれど創作をして繋がる以外の方法で、失望されず嫌われずに一緒に居られる自信が持てなかったのです。だから歩み寄って欲しいと思って――向こうも同じように思っていて、お互いに自分の心地よい居場所から出ようとしなかったのでした。


「ま、言わなくていいですよ、考えてくれればね。誰だって大なり小なり出不精ですから」


 カナンの主は自分と関係のない話を黙って待ち、何かを察したようなムロトもやはり黙っていました。


「私は――私の積み上げてきた価値は、私はどこにでも行けると私自身に証明し続けること。縛られるほどの関係は作らず、行けない場所は滅ぼしてしまえば良い、その一人きりの価値観から出ようとしなかったのは私も同じ。だから、私が先に歩み寄ろうと思います。どこへ行けなくなっても、私は、あんた達とまだ友達で居たい」

「自分から自由を捨てるとは、どういう風の吹き回しだ?」


 豆腐の問いは、ニラヤマのそれが自分にとっての神への信仰と同等に重いものだと知っているからこそで、それに対してニラヤマは迷うことなく答えます。


「あくまで私の最優先事項は、私自身が自由であることです。けれど『自由』とは何であるか、その解釈と実現方法を考え直したんです。そして自由は複数の選択肢を知ることができ、その中から為したい一つを思考して選び取ることだと私は思った」

「それがどうして、我とミズナラの仲直りのために、貴様の自由に動ける立場を捨てることに繋がるのだ」

「何かを為したいという感情は、それを為す相手や場所がなければ生まれない。だから制約や責任から逃れようと孤独になったり、邪魔なものを消しても自由にはなれない。一人きりの宇宙でどこまで翔んで行こうと、自由を感じることはできない。私はあなた達と一緒に過ごせることを、得るべき自由の一つと捉えているってことです」


 それは当たり前のようで、けれど『不自由な自分』しか見えていない時のニラヤマには、気付くことのできない事実でした。それを『使命』を果たそうとする豆腐が決して不自由に見えないことから、教えてもらったのだとニラヤマは言いました。


「ニラヤマ、お前……」

「さて、それでミズナラくんの場所にはどうやって行くんだい?」


 しんみりした雰囲気を断ち切るようにムロトが言います。


「ソーシャル欄はオレンジステータスでもないのに非公開インスタンス、つまり僕のフレンドでないユーザーの友人限定か、さもなくば一人で招待限定に引きこもってると思うんだけど」

「こっちでも同じ表示ですし、後者じゃないでしょうか」


 ニラヤマが答えます。


 そこに“カナン”の主が「ところで豆腐さんの“お告げ”は大丈夫ですか」と口を挟んで、そこで豆腐はようやく『豆腐キメろ』の掛け声は止むことなく、むしろ本会場の景色が『知恵の実』で中継されるようになったことで、ますますEDEN全体で豆腐のお告げに対する期待が高まっている、という事実を知らされます。


 お告げを完遂しなければいけない、しかしミズナラとの仲直りも必要で、そんな豆腐の逡巡を見越したように「全部、大丈夫ですよ」とニラヤマが言いました。「貴様、何を根拠に」と言おうとした豆腐は、ニラヤマの手に再び『毛刈り棒』が握られていることに気付きます。


「『災厄』を止めることに協力する前に、こっちからもお願いしたいことがあります。具体的には“カナン”に、こいつを参加させてほしい。正式サービス開始後に豆腐のアカウントがどうなるか分かりませんけど、新規ユーザーとしてやり直すにせよ合言葉を決めておくなり、なんなりと方法はあるでしょう」


 ニラヤマは豆腐を“カナン”の主に差し出します。


「ニラヤマよ、何を勝手なことを」と豆腐が言うより早く「ああ、そういうことなら……」と“カナン”の主は衝撃的な事実を告げました。


「正式サービスに際して“カナン”は開国、つまり会員制を撤廃して、望んだユーザーが訪れられるようにする予定です。あくまで、こっちの都合ですけどね。それは『知恵の実』による繋がりを始めとして、創作を行う大きなコミュニティが増えてきた中で、秘密主義のままで居れば時代に取り残されていくという判断です。それに……」


と“カナン”の主は少し考え、そこに集まるメンバーの大勢に変化がないと、いくら新しいコンテンツを用意しても『いつものメンバーと雑談をして過ごす場所』としか認識しない、扱わないようになる者が増えていく。外から新しい話題が舞い込んでこなければ、内部での人間関係にしか興味を抱くことなく話題としても挙がらない、そうして自らのコミュニティに活気が失われつつある内情を告げました。


「今まで試験を設ける会員制によって得たものはあったし、それによって構築できた“カナン”は良い場所だと思っていました。けれどもEDENに人が多く集まり状況が変わっていく中で、この方法を変える時期が来ているということです」


 その言葉を、ニラヤマとムロトはそれぞれ複雑な想いを持って聞いています。そして“カナン”の主と“ソドム”の有名人が同じインスタンスで問題解決に向けて、言葉を交わすのを見ながら「まさに呉越同舟といった感じだな」と豆腐は呟きます。


「どれだけスタンスが違っても、大きなコミュニティの主ならEDENの存続を願っていることに変わりはないでしょう」


 ニラヤマの返答に、妙な含みを感じ取った豆腐が「ならば、貴様は……」と言いかけた時、ニラヤマが『毛刈り棒』を豆腐に押し当てました。それが再び植え直されるまで、豆腐はアバターを変身させる機能を失ったままになるのです。


「貴様……何か、考えがあるのか?」


 ここに来て裏切るのか、と豆腐が問うことはありませんでした。


「お告げはここで成し遂げて、あんたはミズナラに会いに行く」


 ニラヤマは頷きます。


「アバターもワールドも同じゲーム制作ソフトの産物、ならば豆腐に与えられた『変身』もこの場所に植え直せるはずです」


 そう言うと、ニラヤマは『毛刈り棒』を大聖堂のワールド自体に押し当てます。

 ニラヤマが直方体の組み合わせでワールドを創ったのは、豆腐への当てつけとモチーフとして取り入れてくれたのが半々といったところで、けれど刈った箱型のマテリアルが植え直しの対象になる『毛刈り棒』にも思わぬ可能性を与えていたのです。


「ぐ……」


 思わず豆腐は呻き、ざわりと直方体で構成されたワールドの壁が波打ちました。


 今までは『豆腐のアバター』という一つの箱の大きさと色、それを中心とした箱型パーティクルの軌道を考えていれば良かった中に、大聖堂の建材である大量の直方体が飛び込んできます。


 豆腐は各々の建材が膨らみ、縮小し、縦に延び、際限なく拡張していくイメージに手綱を付けようとしました。大聖堂が天窓を閉ざして、唯一の光源であった月明かりが消えます。そして暗闇だけがある中、淡い虹色に光る立方体が宙に出現します。


 今度は、さっきと違って最初から豆腐が主役で、その箱に注目させることに全霊を注げば良いのです。暗闇の中で唯一の光源に注目させる方法は、奇しくも神が最初に『光あれ』と言った天地創造の一日目と同じでした。


「それで、どうやってミズナラに会いに行く」


 ワールドを『変身』させながら豆腐はニラヤマに話しかけます。そして『知恵の実』の刈り取りと植え直し、そしてスカイボックスの破壊によってインスタンスを移動する実験を既にムロトで済ませていたと聞かされたのでした。流石の豆腐も「貴様、とんでもないことをするな……」としか言うことができませんでした。


「けれど、既に行ったことのあるインスタンスじゃなくて、どこに居るか分からない相手を『壁』を越えて探すのは難しい。あんたの『変身』機能は無くなっても、運営の使者である律法体の権能は残ってるはずだから、それを貸して欲しいんです」


「しかし、我は“お告げ”のライブも並行して行っているのだぞ!?正直イメージなど先程で使い果たして、天地創造といっても何をすれば……」とまで言い掛けた時、豆腐の脳内で閃くものがありました。「……イメージの、問題か」


 ムロトと話したという『スカイボックス』をインスタンスの壁に見立てる話を思い返して、豆腐は呟きます。


「分かった、やろう。その後のことは我に考えがある」


 豆腐はニラヤマに言いました。そしてニラヤマの『毛刈り棒』は先端に律法体である豆腐を乗せてハンマーに姿を変えます。スカイボックスを破壊して、インスタンスの中から外の世界へと飛び出すために。


「しかしニラヤマよ、随分と現実らしくない巨大なハンマーだが構わんのか?」


 豆腐が茶々を入れた通り、毛刈り棒はその機能の強化を表すように背丈の数倍ある巨大な槌へと変化していました。ニラヤマはふふっと笑って、豆腐に言い返します。


「たまにはご愛嬌ですよ、デカい鈍器はロマンでしょう!?それに、現実らしい景色に一つだけ有り得ないものが混じってるから、異物感が際立つみたいな組み合わせは大好きです」


 ニラヤマの声に応えるようにハンマーは一人でに傾き、そしてぐんぐんと長さを伸ばしていくと無限遠にあるはずのスカイボックスに叩き付けられ、大聖堂のワールドで夜空が砕け散ります。


 夜空の破片が降り注ぐ光景に驚嘆の叫びが上がる中、豆腐は呟きました。


「二日目に神は天を創ったが、我らは天を壊した。そして神は三日目に大地を作り、海が生まれ、植物を生えさせられた。地とは存在の座す場所――インスタンスだ。それなら海とは?」


 最初から、それは『壁』などではなかったのかもしれない、と豆腐は独り呟きます。

 それまで豆腐はニラヤマとワールド製作していた時の、ゲーム制作ソフトを思い浮かべて『変身』のイメージの手綱を握っていました。その手綱がほどけて消える様を、豆腐は幻視しました。


――豆腐は『契約の箱』が願いを具現化する装置であるなら、自らに与えられた『変身』の本質はゲーム制作ソフトに準拠したアバターの操作などではなく、視聴覚を介して自らの思い描く世界観そのものを共有することだと考えたのです。


 豆腐は大聖堂を作っていた建材を方舟へと作り替え、そして砕けた空の代わりに一面の海を出現させます。そして大聖堂ワールドの全てのインスタンスで同じことが起こった結果、それぞれの方舟の存在が海を隔てた先に認められるようになりました。


 誰かがインスタンスを開くたびに現れ、最後の一人が去る度に消える場所。それは陸のように確固たる存在ではなく、それを隔てるものも『壁』ではないと豆腐は考えました。

 インスタンスという舟同士は海に隔てられていて、けれど個々人は現れては消えるインスタンスを飛び石のように渡って行けば、いつの間にか遠くにあった舟にだって辿り着ける。

 そして一つの場所に留まっているつもりの者も訪れては去り、集まり増えては分裂する人の波の中で気付かぬうちに、違う場所へと流されているのです。


――それは流動的に作られる出会いの場。どんなに孤独を自認する者でも、数少ないフレンドが会いに来た時、そこは二人のユーザーが乗り合わせる場所ふねになっている。


 まさに洪水でした。


 確固たる陸地など何処にもなく、人によって担保された繋がりのみが場所として存在する。他者という水滴によって創られた大海原の中に、ぽつんと『繋がり』という舟が点在しているのです。

 まるで人を水滴として集まった巨大な舟の中に、一人きりで漕ぎ出していくような世界の広さ。そして、そう、やはり、他者の存在こそが可能性を感じさせる自由として、そこに与えられているのです。


 咄嗟に『方舟』をイメージしようとして、豆腐は代わりに似た大きさの手頃な箱型の物に変形していました。それは、アパートの一室でした。


「あの、これ私のワールドじゃないですか?」


 ニラヤマが言って、ようやく気付いた豆腐は「む……?ああすまん、他の景色を作るのに手一杯で気付かなかった」と返します。


 けれど、豆腐はこの光景こそが正解であるという気がしました。


 コンピューターの箱をネットワークで繋げ、四角い部屋の中に居る孤独な人間に、同じところに居ない人間たちの幻を見せる。決して同じものを見ているわけではなく、それでも確かに彼らは繋がっているのだと。


 違うインスタンスに居るフレンド同士を通して、遠く離れた星々を結び付けて夜空に描かれる星座のように、或いは糸を縒り合わせて綴られていく大きな海図のように、無数の線が引かれていくのです。

 それぞれの繋がりがインスタンスの海によって隔てられていながら、それらを結び付けて行き来する方法もまた人の繋がりでした。ニラヤマも眼下に広がる星座のような輝きに息を呑み、その星々のうち一つに向けて漕ぎ出していきます。


――赤く輝く糸によって繋がれた星座の中心、弱く輝く一人きりの招待限定インバイトに向けて。


 ニラヤマは近付いていく赤い輝きを見つめながら、かつて豆腐にVR機器とはEDENに連れて行ってくれる交通機関のようなもの、と言ったことを思い出します。


 視聴覚的な体験を通して、自分が好きだと思ったものを同じように好きな人たち、或いは一緒に居たいと望む人たち同士で集まることができる。

 金銭的にも物理的にも法律的にもそれ以外の理由で集まる必要がないからこそ、同じ願いを持った人たちでだけ過ごすことができる。


「皮肉なものですね。行くことが難しくて、外から見たら行くことに大した価値もないような場所だからこそ、本当にそこに来たい理由がある人だけが訪れるなんて」


 わざわざ仕事にも生活にも関係のない『場所』には、好きじゃなければ来ないのだとニラヤマは呟きます。それは、もしかしたらVRというものが一般的になり過ぎていない、今だけしか成立することのない蜃気楼のような価値観なのかもしれないと。

 お金儲けだとか有名になりたいとか性欲だとかの下心があって来たとしても、アバターだとかワールドだとか声と音楽だとかの生々しい体験の中で、それらを忘れて『楽しんで』いる自分にふと気付くことがあるのです。今のニラヤマ自身のように。


 それでもVRSNSの価値観が息苦しいと思う時はヘッドセットを脱げばいい。そして現実での仕事や色々な遊びから家に帰ってきたらヘッドセットをまた被って、こちらの世界でしか得られない体験をしに行けばいいのです。

 海外旅行などと違って往復に時間も料金もかからない、一日の中でどちらにでも居ていいようにVR機器という『交通機関』で繋がっている。そして『こちら』では『あちら』の価値観に従っている必要はないのだと。

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