常に自分を変えながら ~ 世の中は不公平で不条理だ
@YasuhiroABE
序章 (プロローグ)
これは始めて"カクヨム"に書き込んだ文章。中古のThinkPad x270からHDDをSSDに、キーボードはAmazon.comから購入したUS配列の再生品に、液晶はWXGAサイズからFullHD IPS液晶に交換している。オペレーティングシステム(OS)にはUbuntuをインストールし、日本語入力にはSKK(ibus-skk)を使い、ウェブ・ブラウザーにはGoogle Chromeを使って、kakuyomu.jpに直接この文章を打っている。
中学の頃に大好きだった松枝蔵人先生の続編を読んだことが、ここを知ったきっかけだった。あれから30年以上が経過したのに、続編を読み出すと、中学時代の忘れていた光景の断片を思い出す。かなりの時間があっという間に経過したこと、そして決して思い出すことができない記憶があることに気がつく。
心理学者曰く、中年期を迎えた人間は、それまでの人生を内省し、若者に向かって人生論や道徳律を説きたくなる面倒な生き物らしい。僕の人生は順調なものでも、困難に抗った歴史でもなく、自慢できるような華々しい成果もない。そして、多分この人生はこのままいくらか続くだろう。それでも人生における自分の選択に後悔したことはない。ことさら自慢できることはないけれど、きっと幸せな人生なのだろうと思う。
世の中の出来事について感じることがいろいろある。僕の人生で難しい時期だった16歳後半からの数年間が、いまの高校生の年代の人達に重なる。順調ではない人生もそんなに悪いものではないと書き残すことで、困難な時代を過ごす若者に見通しや勇気を与えられるかもしれない。どんな結果になるか分からないけれど、これまでの人生を整理する作業を始めていこうと思う。
2023年1月2日 自宅のリビングにて
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