間話 恋心と異なる認識 おまけ


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※会話のみとなります。


オーロラ…オ

武虎…武

真澄…ま

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武「いいなあ…オーロラ先輩

転生できるなんて…

今度は何に生まれ変わる予定

なんですか?」


オ「やっと合格できたのよ!

100回目でやっと…実技が実技試験がね…


うーん…

そうね…生まれ変わるとしたら…

『普通の女の子』に生まれ変わりたいわ」



ま「『普通の女の子』ですか…

何か理由があるんですか?」


オ「えぇ、今度は金持ちや貧乏ではない

一般家庭に生まれて…

問題なく平和な人生を送りたい。

…それが理由かな?」


武「オーロラ先輩…今世は色々あったんですね…来世は思い描いた通りになると

良いですね。」


オ「本当に…今度は平和に送りたいぃ!!

あっ…でも武虎ちゃんは、

もう受けられるんじゃないの転生試練」


ま「転生試練には何か条件があるのですか?」


武「はい…条件としては、死んでから5年。ある程度良い行いをすれば、

試練を受けられるはず…

なんですけど…」


ま「なるほど、教えて頂き

ありがとうございます。

その様子だと…武虎さんは…」


武「はい、まだ転生試練の話は

来ていないです。もう死んで18年ぐらい

経つのに… それに…」


ま/オ「「それに…」」



武「おかしいなと思って…

天界の神様と地獄の閻魔様に

聞いたんですけど


お二人の答えは『ある理由で試練を受ける資格がない』と…言われました」



オ「閻魔大王様まで…よく聞きに行けたわね。精神が強い!私なら無理ね!」


ま「私もです。それで…ある理由って」


武「それが…『ある理由』は

2人とも苦い顔して…

教えてくれませんでした。」



ま/オ「「えぇぇぇ気になる所!!」」



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………………………………………






【同時刻】



ここは牡丹城の最上階のある一室。


焔火国王以外は入る事が許されない

一室だったが…


オキニス王子とパンド国王は、

特別に入室が許された。


しかし、部屋に入るいなや、

驚愕した。


彼らが目にしたものは…



オキニス「これは…一体…」


パンド「焔火国王…貴方は……」


焔火「……………」




赤茶色の長髪の女性が

液体と花が入った瓶に

閉じ込められていた姿だった。

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