全治6ヶ月だった俺は異世界で回復魔法を極め最強を目指そうと思います 回復魔法は己を鍛えるのに最適です
@minazuki4
第0章 転生前
第1話 プロローグ
「どりゃゃゃゃあーーー」
ドゴーーーーン
「くぅー反動がでけー。けど、やっと岩が割れるようになったぜ。」
と、高さ2メートルはあった岩の前に右腕がボロボロになった少年いた。
しだいに淡い光がボロボロの腕を覆い怪我を治していった。
「やっぱし回復魔法は便利だな。それにしてもこっちに来てからもう10年か。」
と感傷に浸ってると
「レック、大丈夫!!レックがすごいのはわかっているけど無茶しないでよ!!」
と木の上にいた幼馴染に怒られた。
「ごめんってば、ティオ。でももう大丈夫だから、今日も秘密の特訓を始めようか。」
と今日も村のみんなには、内緒の特訓が始まった。
俺の名前は天野 洋(あまの よう) 高校一年生の16歳だ。
趣味はゲームと読書と筋トレ、好きな食べ物は寿司、運動能力と学力はそこそこの普通の高校生だ。
まぁ、読書は漫画やラノベを色々見てるだけだから文系と言う訳ではない。
そんな感じにラノベ好きなニワカ男子高校生なんだが、文化祭3日前に交通事故に遭い、今は入院中だ。
全治半年、そう医者に言い渡された。
むしろ、あんな重症でよく生き残ったねっと言われたぐらいひどかったらしい。
なんで"らしい"かって、それは、俺が3週間ぐらい意識が戻らなかったからだ。
まぁ、その3週間ぐらい意識がなかったおかげ?で1週間で手ぐらいは、動かせられるようになったから、スマホで小説を読めるようになったから動けなくて暇な時間を長く過ごさないですんだ(涙)
それから退院するまでは、病室と言う空間のせいなのか謎のハイテンションになり、中二病みたいカッコいい技の仕組みや豆知識を知りまくった。
物質や粒子の特徴や超電磁砲、魔法や難しい漢字、技名やカッコいい言葉などをだ(漫画や小説で知ったものもしばしばあるが辞書や図鑑、資料などでガチで調べたものもある。)
そんな入院生活も残り6日の時事件は、起こった。
この頃、頻繁に地震が起きていて今日もゆれてるなーと思っていたら、今までに経験したことない揺れが起き屋根が崩れてきた。
終わった...と思ったよ、実際瓦礫が落ちて来てに潰されかけた。
なんとか生きているが息もどんどん苦しくなっていってるから助けは難しいな。
多分間に合わないと思う。
そっか俺今度こそ死ぬんだ...
せっかくの高校生生活もたいして楽しめていないのに、最後にみんなで遊んだのって日帰りの遠足ぐらいで、他は、あんま思い出せないな。
楽しかった思い出を思い出せないなんて頭打ったからか?忘れたくないのに悔しいな。
<<了解シマシタ。思イ出ヲ忘レタクナイ。スキル"記憶力強化"ヲ習得シマシタ>>
は?なんだこの声??これが走馬灯??
なんか調べたのと全然違う気がするけどこれが俺の走馬灯か。
これが本当に走馬灯なら俺はやっぱ死ぬんだな。
まあいいや、事故に遭っても半年長く生きられたからいいやどうともなれ。
ていうかこんな状況でも魔法が使えれば助かるのかな。
<<了解シマシタ。魔法ヲ使イタイ。スキル"魔法の才能"、"魔力操作"ヲ習得シマシタ>>
半年前に回復魔法使えればそもそも入院生活をしなくて済んだのかな??
もし使えたらまだ生きられたかな?
<<体ノ修繕、回復シタイ。魔法"回復魔法"を習得シマシタ>>
もし無事だったら今の学校の体育の柔道に参加出来たかもしれないな。
初めは剣道を選んだから是非そっちもやりたかったけど残念だな。
<<戦イノ技術ヲ使イタイ。スキル"武術の才能"ヲ習得シマシタ>>
どうせなら、ステータスを見たり、物を鑑定できたりすれば楽しいだろうな。
<<己ヤ他ノ詳細ヲ知リタイ。スキル"ステータス表示"、"鑑定"ヲ習得シマシタ>>
でも、本当ならまだ生きたかった。
家族や友達と思い出が作れる可能性もあったのかな。
あー、死にたくないな。
そこで俺の意識は切れた。
<< #6>〒÷の可能性ヲ信ジマシタ。
€:*¥〆〒スキル"#6>〒÷可能性"ヲ習得シキレマセンデシタ。
ゼンダンカイノスキルの習得ニチョウセン。
セイコウシマシタ。
スキル"可能性"ヲ習得シマシタ。>>
<<コレニヨリ適合体ヘノ転生ヲ始メマス。
新シイ人生へ行ッテラッシャイ天野 洋サン。
良イ人生ヲ>>
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