車
「
「……はい」
最近、
そんな香を元気付けるため、現在、山の上にある有名なレストランへ向かっている。車を走らせて20分、到着したようだ。
路端に車を駐めた時、突然電話が鳴り出した。
プルルルルル、プルルルルル……
香はスマホを取り出すと、扉を開けて外に出る。しょうがない、車で待ってるか。
しばらくすると、香は血相を変えて戻ってきた。後部座席の扉を開けようとするも、なぜか開けることができない。悪い冗談だろう。香は泣きそうな顔でこちらを見ると、何かを伝えようと口を大きく開ける。
一体何なにを言ってるんだ? 植木? 違うな、……う し ろ ?
その瞬間、目の前が真っ暗になった。
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