第10話 小説鉱山への応援コメント
三人の人が一つの事柄に対して別々な考えを表明したとします。
人々は「三人とも正しい」とはせず、真偽の判断が難しいものは「誰が言ったのか」を重視する傾向があります。
そんな投票を覆すには多大な労力を払って世の中に「認めさせる必要」があります。
いつしか
「認められたものが真実、それ以外は間違い」
とか
「この人が言ったことだけが真実、あの人のはこの人が言ってないから間違い」とか、そういう認識で溢れちゃっています。
皆んな真面目なんでしょうね。きっと。
作者からの返信
>三人の人が一つの事柄に対して別々な考えを表明したとします。人々は「三人とも正しい」とはせず……。
単純化したいのだと思います。
「要するに」というフレーズを多用する人がいます。政治的に「右翼ですか、左翼ですか」と単純に二分化したがる人もいます。
単純化しないと意見のちがいの整理を脳内で処理できない。人の多様性は、人の頭脳の処理容量を超えているんんじゃないですかね? いくつもの正しいことがあったらとして、それを並列して処理することが人の頭脳だと難しいとか。
わたしはあまり人と群れたくないのですが、それは集団の中で個人の意見は尊重されないと感じるからです。
第10話 小説鉱山への応援コメント
面白かったです。いつかの未来、肉体を捨ててデータの世界に住む人が現われて、時が経ったら、その世界をすべてだと感じる人がいてもおかしくないですね。金物屋がいいキャラでした(*^-^*)
作者からの返信
>時が経ったら、その世界をすべてだと感じる人がいてもおかしくない
人間には限界があって、じぶんの住む世界の常識に縛られがち。それはデータ化されていないわたしたちもそうなんじゃないかな。と思っていただけるとうれしいです。
金物屋はいいですよ~。
彼のように正直にいられる人は幸福です。