ギャルと物々交換はじめたら『本人』と交換するまでに至った話
桜井正宗
巨乳ギャルと物々交換がはじまった日
隣の席の金髪巨乳ギャル・
なんで俺の方を見るかな。
とはいえ、頼れる人もいないだろうな。
ぼうっと観察していると
「あ、あの……
隣の席同士になってもう
「ああ――『
「そうそう、風吹くんだ」
いきなり名前呼びされるとは、さすがコミュ能力の高いギャルなだけある。
「なんの用?」
「あ、あたし……筆記用具を忘れちゃったの。貸してくんない!?」
「なるほど。う~ん、いいけど、タダってわけにはいかないな」
「え、なんで!?」
「諸事情あるんだ。だからそうだな」
「うん」
俺は思案して良い方法がないか考えた。
ああ、そうだ。
ちょうど昨日、ゲームをしていた。
その時に“物々交換”の取引をしたっけな。
これだ!
「えっと、
「ぶ、物々交換? 物と物を交換するヤツ?」
「そ。悪い話じゃないだろ。それで君は筆記用具が手に入る。俺は、
「そ、そうなの? う~ん、そうね……って、ヤバ。もうテストはじまっちゃう。分かった。分かったわよ。あ、あたしの『パンツ』でいい!?」
「へ……?」
予想外の返答に、俺は心臓がぶっ壊れるかと思った。
え、パンツ?
つまり、ギャルの……
めっちゃ欲しい。
めちゃくちゃ欲しい!!
こんなスタイル抜群の巨乳美人ギャルの
多少のデメリットはあるが、それでも尚、価値がある。
「ど、どうかな」
「分かったよ、
俺は、シャープペンを
これで俺に筆記用具は
そう、俺はたった一本しかなかったシャープペンをパンツと交換したのだ。
よって!!
――『0点』を取ってしまった!!
だが!!
後悔はない!!
ギャルのパンティー入手したから!!!
* * *
――放課後。
俺は隣の席の
「
「……はぁ、ここ普通はキモッって誉め言葉を返すところだけど、でも、取引は取引だもんね。それに風吹、あんた……さっきのテストの時、まったく手を動かしてなかったわよね」
「ああ、それが?」
「シャープペン、一本しかなかったんじゃない?」
「まあな。でも、そのおかげで
「よくない。風吹くん0点だし……あたしのせいじゃん。パンツなんかと交換しなければ、赤点取らずに済んだよね」
悲しそうに視線を落とす
そう、あれは自らが提案した物々交換。めちゃくちゃ欲しかったし、だから後悔なんてない。
「そんなことより、約束は約束だろ」
「……っ! さ、さいてー…って、言いたいところだけど、おかげで助かったし……うぅ、もぉー! ほんっと、恥ずかしい!! やだやだ!」
涙目で暴れられてもな。
いやでも、
いつもクールっぽい雰囲気だった。
「さあ、パンツを出せ。俺はペンをあげただろ」
「はぁ~、うん。脱ぐね」
ついに観念した
わぁ……生々しい。
「……
「み、見ないでよ……。あぅ、もう死にそうなほど恥ずかしいっ」
ついにパンツを脱ぐ
ついでに、
こうして俺は『ペン』と『パンツ』を物々交換したんだ。
だが、この奇妙な物々交換は次の日も続いていくのだった。
***おねがい***
続きが読みたいと思ったらでいいので『★×3』をしていただけると非常に助かります。
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